5/9・ナイアガラの滝

アメリカに住む長男のお嫁さんから、メールが届きました。
0B6814A7-EF99-40E6-949A-7DE4A62FF3CDs.jpg 週末、「ナイアガラの滝」を見に行ったそうです。
自宅から車で7時間掛けて、カナダに行ったそうです。

51C24948-8A88-403E-AB52-5CB1B77F5EE3s.jpg お嫁さんは、学生時代のアメリカ留学でも、仕事をしてからも右車線運転しており、長男とドライバーが2人いるので、長距離も安心です。
我が家は家内が運転できないから、いつも体調管理に気を使い、眠気を感じたら早めに休憩するようにしていました。
10分でも寝ると、回復します。
緊急に車内泊し、夜明けに帰宅したこともありました。

743DC91C-E288-4F17-93ED-20A9E6E185C3s.jpg  金曜の早朝出発し、14時着、その後滝を観光したそうです。
土曜日は船に乗り滝の目の前まで行ったり、滝の裏側まで歩いてトンネルをくぐって行ったり、周辺の街をぶらぶら散策したようです。
日曜の早朝ホテルを出発し、15時ごろ帰宅したようです。
カナダでホテル2泊したのですね。

お嫁さんは、 日本の「日光の華厳の滝」で大感動したけど、破格のスケールの大きさに驚いたそうです。
りょうくんもこうくんも、迫力に圧倒されていたようです。
CE86E0A5-E172-4727-99C1-3E068F773B4Cs.jpg 滝の裏側に続くトンネルから、りょうくんがボー然と水しぶきを眺めていたのが面白かっ
たそうです。

4903A560-0C92-48C6-89E4-798677C09574s.jpg 写真を見ると、観光船のお客さんは全員お揃いのカッパを着ており、小雨の降る状況のようです。
船尾にカナダ国旗が揚がり、新鮮に見えました。
アメリカ駐在中に、カナダのスキー場に行くかもしれません。
アメリカ1年目は、りょうくんが初スキーということもあり、比較的近いアメリカのスキー場でしたが、次のシーズンはきっとカナダのスキー場に泊まりで行くはずです。

長男も、僕に似てスキーフリークで、高校・大学生時代・社会人になっても、よくスキーに行っていました。
お嫁さんが、小学校の授業でスキーがある新潟出身なので、期待していましたが、期待はずれの「まあ滑れます」程度だったので、笑ってがっかりしていました。

カナダも、食事量がアメリカ同様多く、ホットケーキに山盛りクリームでした。
19D21998-051A-4A28-B626-6E680310CDA8s.jpg ナイアガラの滝への道横の公園にリスがおり、人に慣れているようで、観光客が横を歩いているのに平気なようです。
E3F921F4-C4DF-49B6-A2F7-3B1C78B14382s.jpg りょうくんが近づいてももちろん逃げず、たっぷり遊んだようです。

2D300985-A4F9-4559-9ADC-6B1E4D41853Es.jpg カナダのキャラクラー、ヘラジカの「MOOSE」くんオブジェがおり、「Please don't climb or sit on MOOSE」と書かれてる。
横にハーレーダビッドソンショップが有り、「Take your photo on a Canadian Limited Edition Harley」と書かれています。
乗らなかったようで、写真はありませんでした。

BDD74861-FA74-4E37-A420-CB0CE1A6C0E2s.jpg 「Mama Mia’s」というイタリアンレストランのナイアガラ店で食事をしていました。
アメリカ資本のようで、ナイアガラの滝のアメリカ側にお店があるようです。

家内は、長男が楽しそうに写っているので、「いい顔してるわ、幸せそう」と我が子が最大の関心事のようです。
僕は、娘なら別ですが、息子なので自分の裁量で家族を養い、一家を動かせるので、お嫁さんの幸せそうな姿や孫の楽しそうな顔の方に関心が向きます。
男親と女親の違いだね。

返信で、和歌山クルージングの様子を家族メールに書き、写真・ビデオをクラウドにアップし、家族共有しました。

5/7・生駒山・宝山寺~新西宮YH

20170507IkomaS224s.jpg 本堂に向かって上がっていくと、一番上に多宝塔があります。
20170507IkomaS225s.jpg 背後の大岩の窪みに、仏像がいます。
修業の場を感じさせます。
修験道が修行していたここを、江戸時代に再興したようです。
密教や修験道的なものが残っているのでしょう。

20170507IkomaS246s.jpg 僧坊をいろいろ周り、ちょうど公開していた「重要文化財・宝山寺獅子閣」に入ります・・・500円。
『桁行3間・梁間3間・寄棟造の客殿。明治15年(1882)造立され、外部は洋風、内部は洋風の上に和風を取り入れた木造洋風建築で、螺旋階段・柱頭・柱礎に施した菊の彫刻、1階外扉の色ガラスなど細部に渡る装飾は貴重である』

外壁の漆喰の白に、窓や柱は茶色が映えて美しい。
『獅子閣の由来 お釈迦様の説法:獅子吼、お釈迦様の台座:獅子座から付けられた』

写真はOKですが、襖絵だけはフラッシュを焚かないよう注意だそうです。
ソニーのミラーレス一眼レフは明るく写るので、フラッシュはつけていません。
1Fは畳の部屋だった。
説明員さんがついてくれ、待合室だと教えてもらいました。
20170507IkomaS248s.jpg 襖絵が綺麗です。

20170507IkomaS254s.jpg 窓ガラスの一部が赤・青・緑・黄の色ガラスになっており、それを通して外の木々を見ることで、黄色は秋など四季の風景を見せるよう工夫されているという。
庭の向こうに茶室が見える。そちらは非公開だって。

螺旋階段を上がり、2Fへ。
20170507IkomaS257s.jpg こちらの襖絵の方が高級感がある。
同じく畳部屋で障子です。
掛け軸が下がり、違い棚もある。
これに洋風の照明が下がっている。

ガラスは、うねりのある昔のガラスが入っている。
現代の板ガラス生産方式ではなく、フイゴでガラスを伸ばしながら手作業で板状に伸ばしていくそうだ。
20170507IkomaS276s.jpg 釘隠しにいろんな形のものがあり面白い。
ふすまの取手金具の模様もいろいろです。
こんなところにも竜胆紋が入っています。

20170507IkomaS283s.jpg テラスの柱は木製ですが、西洋の大理石柱の彫刻に似せた細工が施されている。
20170507IkomaS288s.jpg 眺望が広がり、大和盆地の東にある若草山が見える。
20170507IkomaS294s.jpg 今は黄砂で見にくいが、東大寺大仏殿も見えるそうです。
20170507IkomaS302s.jpg 
20170507IkomaS305s.jpg 境内に出て、本堂に上がってみる。
多くの方が祈っておられます。
聖天さんは、商売繁盛ですよね。
20170507IkomaS313s.jpg 「御内陣」の矢印に誘われて縁側を通り奥に入ってみる。
不動明王・地蔵菩薩などを見て満足し、10:02バイクに戻ります。

朝一番にカメラのフードがないのにきづきました。
先週の和歌山クルージングで、船に落としたかもしれません。
先輩が整備に行くと言ってたので、ハーバーに寄ってから帰宅することにします。

r237~r142~r104~R168で南下し、「壱分ランプ」から第2阪奈道路に乗ります。
生駒山を長いトンネルでくぐり、石切さんに寄り道したかったけど止めて、道なりに阪神高速へ。
13号~3号神戸線に乗り、西へ。
「武庫川ランプ」でR43へ。
阪神甲子園球場付近は人が多く、デイゲームのようです。
阪神タイガースが、首位広島カープに2連勝し、首位になりました。
この日が3戦目です。
阪神ファンが気合入ってますね。

10:56、新西宮YH。
カードキーで桟橋に入り、係留艇に行くと、S先輩とHさんが整備・整理をしていました。
10時ぐらいに来たそうです。
船内を探したが、カメラフードは見つかりませんでした。
海に落としたのかも・・・まあ安いもんだし、買いましょう。

「じゃあ、さいなら」と帰るわけにもいかず、整理を手伝い、12時になったのでレース艇置き場にみんなで移動し、レース艇を整備していたOさんと合流します。
この4人でチームを組んで、レースに臨んでいます。

20170507IkomaS351s.jpg みんなでセンターハウスに行き、3Fヴォーノで昼定食1000円を食べます。
再び係留艇に行き、整備の続きです。
14:30頃、帰路につきます。

R171を一路東に進み帰宅。
「里山VTR250」を片付け、15時頃「ただいま~」玄関に入ると、「お父さん、私ちょっと出かけてくるわ」
「一緒に行こか、バイクでいいかい?」
「うん、いいよ、お願いします」

「通勤リード110」を出して、タンデムで市街地に行き、家内の用事を済ませます。
食料品の買い物があるようで、その前にr13沿いに新しく出来た喫茶店で一休み。
僕は台湾風ふわふわかき氷マンゴー680円、家内は珈の香ケーキセット・ガトーフロマージュ760円。
17:09に出て、関西スーパー久代店へ。
17:36精算し、帰宅。

「モヤモヤさまーず」見て風呂に入り、「NHK大河ドラマ女城主直虎」見て寝ました。
ああ、面白かった。


5/7・生駒・往馬大社~生駒山・宝山寺

20170507IkomaS182s.jpg 『祓戸(はらえど)社 御祭神:瀬織津比売神』がありました。
おお~、天武天皇が命じた古事記・日本書紀の編纂過程で、天武天皇の后・持統天皇が、意図的に消した神です。

夫の天武天皇が亡くなり、皇太子であった息子・草壁皇子が天武天皇の喪中に亡くし、孫の幼い文武天皇即位まで自らの家系の勢力を保つため即位した持統天皇。
女性から孫に譲位するのを神話になぞらえるため、本当は男神だった天照大神を古事記・日本書紀で女神に書き換えた。

そうなると、歴史から消さなければならない神が、男神天照大神・ニギハヤヒとその后・瀬織津姫。
この2人は歴史から消されたけれど、七夕伝説の織姫と彦星としてしっかり痕跡を残している。

瀬織津姫は、水の神であり浄めの神・お祓いの神、桜の神でもある。
絶世の美女だったらしく、天孫降臨した女神・天照大神の孫・ニニギノミコトの后となり、海幸彦・山幸彦を産む木花咲耶姫と同一視されてもいる。
水の女神として弁天様とも合一している。

20170507IkomaS183s.jpg こんな所で瀬織津姫を祀る宮を見つけ、軽く感動して後ろを振り返ると、そこに上溝桜があった。
『この桜の木は、天皇陛下の大嘗祭に関わる祭田点占の儀に使用された御神木です。平成の大嘗祭にも当社よりこの上溝桜を献上いたしました。4月中旬~下旬に白い房状の小さな花を咲かせます』

なななんと・・・「歴史から消された桜の神・瀬織津姫を祀る神社の前に桜の木が植えられ、この木を天皇に献上し、大嘗祭神事に使っている」・・・
大和朝廷が、各地の部族や文明を徹底破壊し滅ぼして日本統一していくのではなく、聖徳太子の「和を以て貴しとなす」の心で、他部族の神を自らの神とともに祀ることで取り込んでいった。

藤原氏が、台頭してきた菅原道真を左遷してライバルを天皇から遠ざけながら、死後雷神として天満宮を建立し祀ったのと同じ手法ではないか。
きっちり、歴史から葬り去った瀬織津姫も神としてその桜を現代に至ってまでも祀っている。
マスコミ報道なんて全くされませんが、今上天皇でもこれらの先祖の歴史を知り、現在でも宮中奥にあるらしい祈りの場で、葬った方を祀り続けている。
しかも、数十年に一度の最重要なお祭りでも・・・
これにより、現在の日本国への災いを防ごうとしている。
天皇をいただく日本人の、日本国の裏側に触れた感じがしました。

寄り道したお宮なのに、大発見しました。
まあ、歴史好き以外の方には、何の興味もないことだけど・・・。
因みに大嘗祭は、天皇が即位の礼の後最初に行う新嘗祭のことです。
若葉が気持の良い桜の木を見上げました。

先月、伊勢神宮参拝した時、内宮の摂社に「荒祭宮」がありました。
神様には天の恵みを与える優しい面と、荒天や地震・洪水など荒ぶる面があります。
その荒ぶる面を鎮めるお宮で、内宮内摂社No1の地位にあります。
祭神は、天照座皇大御神荒御魂・「撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめ)」であり、瀬織津姫と同一視されている。

全国の戎神社総本社の西宮戎神社は、元は西宮の山の手にある「廣田神社」の摂社だった。
廣田神社の主祭神が、「天照大神荒御魂」である。
神功皇后が三韓征伐した時、荒ぶるこの神から神託があり、加護された。
大成功を収めた帰路、この沖で船が動かなくなり、天照大神の神託「荒御魂を皇居の近くに置くな」があり、この地に祀った。
それが廣田神社の起源で、この地が都から見て西にあったので、「西宮」という地名になった。

摂社として、生駒戎神社(祭神:事代主神)があった。
南末社に、伊弉諾社・住吉社・猿田彦社・月読社が祀ってある。
稲荷社(祭神:宇迦之御魂神)、水神社(祭神:水分神)もある。
水神社は、水分神だけあって、祠の横から竹筒が伸び、小さな手水に引かれていた。

20170507IkomaS193s.jpg 境内に上がった時から気になっていた縦に黒く焼けた跡の残る御神木のことを、社務所の巫女さんに聞いてみました。
予想通り、落雷の跡でした。
本殿に落ちずに良かったですね。
社殿を鎮守の森で囲むのは、落雷直撃を避けるためかもしれない。
この御神木は、立派に社殿を守りました。

大満足で、バイクに戻ります。
R168を北上し、r104~r142で近鉄生駒駅前を通過します。
道なりにr237になり、横を見ると「生駒ケーブル」が登っています。

「信貴生駒スカイライン」手前に枝道に逸れ、9:00「宝山寺」下の参道に到着。
最後道を間違えたが、もっと上の駐車場まで行けたようです。
20170507IkomaS196s.jpg 眼下に、第2阪奈道路が見え、景色が良いです。
このまま進めば「暗峠」に行けるようです。

石段の参道を上がっていきます。
20170507IkomaS206s.jpg 両側に石灯籠が並び、なかなか大きな寺院のようです。
名前を知ってるだけで、初めての訪問です。
20170507IkomaS207s.jpg 「歓喜天」と大書された、太いしめ縄が張られた石鳥居をくぐります。
テキ屋が少々出ています。

20170507IkomaS213s.jpg 続いて山門です。
「竜胆紋」が染められた幕が張られています。
神仏習合がいいです。

『生駒山・宝山寺 永宝6年(1678)僧宝山湛海の開山。古くは都史陀山大聖無動寺という。本尊は不動明王。奈良時代、役行者が般若窟を行場とした。秘仏・大聖歓喜自在天は「聖天さん」と呼ばれる。所蔵品:絹本著色弥勒菩薩像(重文・鎌倉時代)など』

聖天さんは人気があり、まだ朝ですが参拝客が多く、皆さん慣れておられるようで、観光というより祈りに来られているようです。
僕も聖天歓喜天さんが好きです。
多くの寺院で秘仏になってるけど、気取らず男女が抱き合ってる仏像が多く、人の生活の根本の行いです。
男女和合がなければ、人類はたった100年で滅びます。

途中の参道で生駒山への登山ルートが別れており、リュックスタイルの方も多い。

5/7・生駒・往生院~往馬大社

20170507IkomaS102s.jpg バイクに戻り、行基が火葬にされた「往生院」を目指す。
GPS地図を見ながら適当に走ります。
近隣は、枝尾根を開いた住宅地が迫り、谷で道路がなくなっていたり、住宅街のドンツキでUターンしたり、グルグルしました。

7:54、墓地で行き止まり、ちょうどそこにやってきた軽四さんに声を掛けました。
「お寺には、誰もいないよ」「お寺を見にいたもので」「墓地内を通ったら、あそこ」と指差ししてくれました。

墓地は、整備された墓地ではなく、成り行きに任せ乱雑に周囲に広がっただけのもので、墓石も適当に立っている。
近年の四角柱の墓石の間に、自然石の一面を平らに削ったもの、江戸時代風の墓石、それらの間に住職の無縫塔が立っていたり、まさに乱雑です。
20170507IkomaS134s.jpg そんな間に、無縁墓石を積み上げられていたり・・・。

20170507IkomaS116s.jpg 小ぶりな本堂前に、『行基菩薩廟 往生院』の石柱が立っている。
20170507IkomaS117s.jpg 『奈良時代の僧・行基を火葬した土地。本堂北の宝篋印塔(重文)は県内最古の正元元年(1259)銘を持ち、鎌倉様式の五輪塔などがある。境内周辺の輿山(こしやま)墓地は、中世以降生駒谷6郷の惣墓となり、多数の石造群が残る』

20170507IkomaS124s.jpg 行基のお墓も、荼毘に付された所も、行基らしく質素で更に好感が増しました。
行基は、奈良時代初期~中期の聖武天皇の時代に活躍した僧ですが、以降中世の寺院中枢僧侶は知識で利益を求め巨大化・権力化していく。
そんな時代の前、学者の一面も持つ僧が、いろんな知識を民衆のために使った。
行基は巨大な奈良大仏を製作し、土木知識をため池など農業生産向上に使った。
そんな、民衆と一体化していた僧の典型です。

3寺院は全て、律宗でした。
バイクに戻り、「生駒宝山寺」に向かうことにする。
GPSを見ると、「往馬大社」というのが見えてきた。
聞いたことあるようなないような、よく知らないお宮ですが、「神社」ではなく「大社」だから、寄り道することにする。

R168に下り、それを北上し、第2阪奈道路をくぐり、すぐに枝道に入る。
8:18到着。
20170507IkomaS145s.jpg 『往馬大社・火祭り保存会・入会のご案内 往馬大社は、古くから火の神として崇敬篤く、毎年秋に行われる火祭りは伝統由緒ある市内最大の民俗行事です。
平成14年に生駒市第1号無形文化財に指定され、平成23年には奈良県指定無形民族文化財となった。火祭り保存会は、これを機に毎年苦慮している行事に関わる必要経費や人員確保を始め、装束・器具の整備、歴史調査・古儀の復興に力を入れたいとと考えている。火祭り保存会に入会ください』

山車が入っていそうな倉庫が2棟あり、弓道の「大的奉納射会」の写真も貼ってあった。
『往馬座伊古麻都比古(いこまにいますいこまつひこ)神社(往馬大社) 祭神は、伊古麻津比古命・伊古麻津比売命など7神。生駒谷17郷の氏神とされ、火の神として信仰を集めてきた。毎年10月体育の日の前日に火祭が行われる。所蔵品:生駒曼荼羅2件(重文・鎌倉、県指定文化財・室町)など』

『本殿御祭神:伊古麻都比古神(産土の大神)・伊古麻津比売神(産土の大神)・神功皇后・仲哀天皇・応神天皇・葛城高額(たかぬか)姫命(神功皇后の母君)・気長宿祢(おきながすくね)王命(神功皇后の父君)
往馬大社は、生駒山を御神体として祀られた古社で、鎮守の森は奈良県天然記念物指定され、太古から変わらぬ自然の森を今に伝えている。最も古い記述は「総国風土記」の雄略3年(458)で、この年を御鎮座とすると、平成21年で1550年。
正倉院文書にも記載が見られ、奈良時代から朝廷との関わりがあった。平安時代の延喜式(927)では官幣大社に列せられ、一座は雨乞いの弊も賜っていた。当初祭神は2柱でしたが、中世に八幡神5柱を合祀した。宝物「生駒曼荼羅」には、7柱の神々と立派な社殿が描かれており、当時の隆盛を物語っている。「火の神」として崇敬篤く、歴代天皇の大嘗祭に関わる火きり木を当社より納めた歴史があり、昭和や平成天皇の大嘗祭の「斎田点定の儀」にも御神木の上溝桜が使用された。毎年10月体育の日の前日に執り行われる火祭りは、古式豊かな伝統行事として、生駒市第1号無形民族文化財に指定されている』

正面に石段が上がっている。
20170507IkomaS150s.jpg 脇に「禊場」がある。
火祭りなどの時使うのか、現在は枯れている。
20170507IkomaS152s.jpg 石段下で、書物を持ち立っておられる女性がいた。
気楽に後ろ姿に「おはようございます」と声を掛けてしまい、「おはようございます」
と返してくれましたが、祈りの邪魔をしたかもしれない。
横を通り、祈っておられるのに気づきました。

狛犬が守護する神門に、火祭りの絵馬が掛かっている。
更に石段は上がり、本殿の建つ境内になった。
20170507IkomaS159s.jpg 灯籠に「下がり藤紋」が入っていた。
20170507IkomaS164s.jpg 立派な拝殿内にも絵馬が下がり、脇に観音堂があった。
20170507IkomaS166s.jpg 十一面観音が祀られていた。

20170507IkomaS169s.jpg その横に英霊殿。
先の大戦での英霊を祀っているのだろう。
同じ境内に神と仏が隣り合う姿が、日本的で好きです。
違和感がありません。

北末社(摂社殿)に、豊受比売社・仁徳天皇社・神明社(祭神:天照大神)・春日社(祭神:天児屋根命)・大山祇社があった。
本殿は、塀玉垣で全容は望めませんが、檜皮葺の美しい7社が並列に並び、なかなかなものです。

本殿御祭神の並びが、両端が神功皇后の父母、その内側が神功皇后の夫・仲哀天皇と子・応神天皇、中央の3神が産土神2神と神功皇后でした。
神功皇后押しを感じます。
生駒が神功皇后の生家なのかな?なんて想像しました。

20170507IkomaS180s.jpg 社務所に、赤白の巫女装束が鮮やかな女性が出勤されてきたので、覗きに行く。
御守を授かりました。


5/7・生駒・磐船神社~竹林寺

家内が、先月末に姉の家から持ってきた品の整理・整頓するということで、1人遊びの日になりました。
家内の実家は、両親が亡くなったので貸し駐車場になっています。
両親の遺品を姉と分けましたが、近所に住む姉がマンションに引っ越すので、姉が引き取った遺品をこちらに回ってきました。
姉が買ってマンションに持って行けない物も・・・一軒家からマンションなので、1/3しか持っていけないそうです。
仏壇までマンションサイズになり、仏壇屋さんに引き取ってもらいました。
立派な仏壇でしたが、流石に我が家も2つは要らないので、それは断りました。

家内の片付けも半日ぐらいだろうから、午後早く帰宅する予定です。
ツーリングマップルの近場を見ながら、生駒界隈の寺社巡りをすることにしました。
最近知った行基さんのお墓を探しに行きましょう。

4:30に目を覚まし、プロテクターメッシュ上下+ダイワフィッシングスーツの春秋スタイルを着ます。
「里山VTR250」を用意し、5:30出発。
5:34、御用達GSで給油。
249L/7.82L=31.8km/L。

R171を東に走り、中央縦貫道に乗り、中国道に沿って走る。
吹田ICを過ぎ、r2で近畿道の下を南下する。
淀川を渡り、京阪門真駅でr158にチェンジし東進。
第2京阪道をくぐり、R163に合流しました。
東進し、四條畷市役所前通過。

長い清滝トンネルをくぐり、「下田原ランプ」で引き返し、旧道清滝峠を見に行きますが、どうってことない現役の道でした。
再び下田原まで戻り、R168に乗り換え北上し、6:32「磐船神社」。
20170507IkomaS001s.jpg 目的の行基のお墓は寺院にあるので、拝観時間があるかと思い、時間つぶしでやってきましたが、巨岩が目につき、「天孫降臨の地・岩窟めぐり」と書かれています。

20170507IkomaS012s.jpg 『岩窟への無断拝観禁止。受付は社務所まで。拝観料500円』
想定外の手強い神社でした。
社務所はまだ開いておらず、岩窟めぐり入口まで行ってみます。
20170507IkomaS014s.jpg 『掟 岩船の岩窟は、当社の磐座行場。無断入窟禁止。入窟拝観希望者は、社務所で申し込みの上、上白衣着用の上、拝観してください。老齢の人・10才以下の子供は拝観できない。飲酒・足の弱い人は拝観できない』と厳しい制限が書かれています。
手強そう。

20170507IkomaS023s.jpg 何故ここにこんな巨岩が重なり合っているのか不明ですが、巨岩の隙間に階段が下っています。
もちろん扉が閉ざされているので、入れません。

R168を今度は南下し、GPS地図に明示されている「生駒山・竹林寺」目指して、適当に枝道に入り、7:07到着。
20170507IkomaS026s.jpg 枝道にバイクを停め、参道を上がっていきます。
名が示すように、両側とも竹林です。

20170507IkomaS027s.jpg 『竹林寺古墳 前方後円墳。全長45m・高さ8m。公園部分のみ残る。古墳時代前期。板石などで覆っている。鏡・刀剣・埴輪が出土している』
丘状の盛土がすぐわかり、竹が生えています。

20170507IkomaS033s.jpg 『生馬山・竹林寺 奈良時代に行基菩薩が生馬仙房を構えた故地。行基は文殊菩薩の化身と仰がれ、鎌倉時代に舎利瓶が出土し、その後円照(えんしょう)・良遍(りょうべん)・凝念(ぎょうねん)ら高僧が集い堂塔が整った。寺名は、文殊の霊場中国の五台山大聖竹林寺に因む』

現在の生駒は、かつて生馬と書かれていた時代があったようです。
学のある人でないと漢字が自由に扱えないから、漢字の意味ではなく、音優先で、漢字は当て字の場合が多いので納得です。

20170507IkomaS037s.jpg さほど大きくない開放的な山寺です。
『役行者石造、石仏霊場のご案内』と書かれていたので、案内板に従って、本堂裏手に進みます。
『境内清掃ご一緒に 毎月1・10・20日、朝9~11時』の案内板も下がっています。

寺務所と思われる建物(住職の住まい兼用?)に行くと、『法要のご案内 毎月2日・午前10~11時(行基の月命日2日に因む) 律宗総本山・唐招提寺長老 茶話会(庫裏にて11~11:30) 法話・季節の雑談あり和やかです。参加自由』

20170507IkomaS043s.jpg 僕はお寺さんの説法を聞くのが好きです。
興味をそそるなあ。
『幸せ広がる飾り紙故事 この吉祥飾紙は、仏間・床の間・玄関などに1年中飾るもので、古来より家運を隆昌させ、魔を除き福を招くしめ飾りとして喜ばれています。新春を迎えるにあたって、家内安全と無病息災、迎える年が良き年でありますよう祈念しお飾りください』

20170507IkomaS051s.jpg 裏山の石仏霊場を巡ります。
20170507IkomaS056s.jpg 10分ほどでした。
紫色のアヤメ?カキツバタ?花菖蒲が咲いています。
20170507IkomaS067s.jpg シャガが咲いている。
「竹林寺結界」を示す石柱が立っている。
20170507IkomaS073s.jpg いろんな色の綺麗な牡丹が咲いている。
古そうな「行基顕彰碑」石柱が立っている。

20170507IkomaS076s.jpg 境内右手の「史跡・行基墓」へ。
祭壇の向こうに小さな盛土があるのだろうか、熊笹が茂りよくわからないが、そんな感じになっている。
墓石はなさそう。

僕が住んでいる伊丹市にも、行基さんは地名「行基町」としても残っています。
小学生の時、友達と遊んでいた昆陽池他が行基さん監修で掘られたと先生から教えてもらい、以来忘れない名前です。
その後、奈良の大仏を作ったとか、いろいろ行基さんの偉業を知るようになりました。
とても身近に感じる偉人です。

境内左手の高僧・歴代住職の墓へ。
五輪塔や無縫塔がある。
20170507IkomaS084s.jpg ひときわ大きな五輪塔は、『忍性墓(にんしょう) 鎌倉時代の僧・忍性(1217~1303)は、文殊菩薩と行基を信仰し、慈善救済事業に努めた。関東に戒律を広め、鎌倉極楽寺に没した後、遺言により竹林寺・極楽寺・大和郡山市の額安寺に分骨された。墓塔下から銅製骨蔵器など36点(重文)が出土した』

20170507IkomaS090s.jpg 忍性菩薩の崩れた旧墓石もありました。
ここは小高い丘になっており、生駒の盆地を見下ろせます。
バイクに戻り、枝道をさらに奥に入っていきGPS地図に載っていた「圓福寺」に、7:38到着。

『重要文化財・円福寺本堂 龍華山。奈良時代の僧・行基開基。桁行3間・梁間3間・入母屋造、応安4年(1371)の墨書銘を持つ。本堂前に南北に並ぶ宝篋印塔2基(重文)のうち北塔に永仁元年(1293)の銘が見られ、両塔とも鎌倉前期の様式』

宝篋印塔は、鎌倉前期なのに平和な江戸時代のものと思えるほど大きく、当時としてはかなり目立つ存在だったように想像される。
財力のある方が立てたのでしょう。




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