8/10・湖東「故宮神社」

r13を走っていると、鎮守の森が見えてきて、気にしながら走っていると、「藤堂高虎出生地跡」と書かれた看板が目に入った。
浅井氏に仕えたのが世に出る最初だったから、近江出身とは知っていましたが、甲良町出身だったのですね。

藤堂高虎は農民だったが、先祖はこの地方の小豪族だったそうだ。
浅井家に仕え、織田家~豊臣秀長に仕え大出世し、外様ながら徳川家康からの信頼篤い大名になりました。
飛鳥時代に勧請された甲良神社から来る古い地名の地で、江戸時代は藤堂家からの寄進も入り、先程の水路などが整備されたのだろう。
いずれにしても、石高の高い近江の地ゆえの豊かさから来るのでしょう。

R307に出て北上し、7:27「故宮神社」。
未舗装ですが意外に広い駐車場で、観光バスも駐車可です。
20170810BiwaS109s.jpg 地図を見て名前が珍しいので寄り道場所に選んだだけでしたが、駐車場内の案内板地図でも境内が広く期待が膨らみました。

20170810BiwaS111s.jpg 石鳥居をくぐると緑の葉が参道を覆いいい感じです。
『旧敏満寺跡 古井戸と焼石塚 天台仏教の法城として、1200年前から700年間、堂舎48余りあった敏満寺は、元亀3年(1572)織田信長に焼かれ法灯が消えた。焼け跡を天正元年(1573)故宮神社境内として整備した時、散乱していた焼石や五輪塔をこの古井戸に投げ込んだ。平成の世となり、埋没していた古井戸を掘り起こした時出た石と五輪塔
で、この塚を盛り上げた。焼けた跡の見える石や五輪塔は、敏満寺の遺物として貴重で、栄えていた当時が偲ばれる』

『故宮神社 祭神:伊邪那岐大神・伊邪那美大神・事勝国勝長挟命(ことかつくにかつながさ)
悠遠な上古より青竜山に鎮座し、寿福・延命・授子授産の神徳あり。仏教の渡来で敏満寺が創建されると、山麓に社殿が営まれ、その守護神となった。
平安の昔、女流歌人・赤染衛門は童子守護の願文を奉った。東大寺再建に当たって重源上人が参籠し延命を祈った。御光厳天皇は美濃よりの途次、御車を止めて宿泊した。元亀・天正の兵火で社殿の大半を焼失したが、徳川3代将軍家光公の篤志により寛永15年復旧を見る事ができた。江戸時代には、都よりお乳人が参詣し皇子皇女の安泰祈願が行われた』

20170810BiwaS119s.jpg 絵馬殿を見に行くと、すぐ下に名神高速道路が走っていた。
20170810BiwaS122s.jpg 「多賀SA」が近くにあった。
20170810BiwaS124s.jpg 西に琵琶湖が見え、寺社立地になりそうな場所だなと思いました。
名神高速から西は平坦な沖積地で、太古東岸の平地が狭かった頃、湖岸だったのかも
知れないなと想像した。

20170810BiwaS129s.jpg 石段を上り、本殿に参った。
20170810BiwaS134s.jpg 祭神にある「事勝国勝長挟命」を調べると、『日本書紀』の天孫降臨の説話において、日向の高千穂の峰に天降ったニニギが笠狭崎に至った時に事勝国勝長狭神が登場し、ニニギに自分の国を奉っている。
一書では、事勝因勝長狭神の別名が塩土老翁で、イザナギの子であるとしている。

20170810BiwaS131s.jpg 海幸山幸の説話においては、ホデリ(海幸彦)の釣針を失くして悲嘆にくれるホオリ(山幸彦)の前に現れる。
ホオリから事情を聞くと小舟(または目の詰まった竹籠)を出してホオリを乗せ、そのまま進めば良い潮路に乗って海神の宮に着くから、宮の前の木の上で待っていれば、あとは海神が良いようにしてくれると告げる。

『日本書紀』本文の神武東征の記述では、塩筒老翁が東に良い土地があると言ったことから神武天皇は東征を決意したとある』

記紀に登場する神でした。
檜皮葺の綺麗な屋根が立派な本殿でした。
裏には、「大日堂」「観音堂」「故宮磐座」への道案内が出ており、地図によると旧寺院の敷地一山全てが社域となり、寺院の面影を辿れそうでした。

20170810BiwaS135s.jpg 『磐座 青龍山の頂上に大きな岩がある。大昔から磐座と呼び、龍宮を祭り、長寿・豊作・雨乞い祈願をした。この原始宗教を麓から遥拝するため社殿を造ったのが故宮である。故宮の奥宮で、多賀大社奥の院と呼んだ時代もある。頂上付近の神聖な場所を境界(いわき)と呼び一般人は立入禁止だった。「お池」で身を清め、供物を洗い、祭典の広場で春秋の祭典を行った旧跡もある。故宮磐座は、社殿信仰以前の原始宗教の姿を見せてくれる神体山である。滋賀県内でも少ない山岳信仰の聖域である』

魅力的な言葉が並んでいるが、時間がないのでパス。
沖縄本島ツーリングの時、現役の磐座信仰場があり、同じように一般人進入禁止とされていたのを思い出しました。
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