5/14・和歌山海南・有田ツーリング7 橘本神社~山路王子神社

20170514KainanS326s.jpg 10:52、橘本神社(戸坂王子)。
ここも熊野古道の王子跡です。
境内の草引きをされている年配の女性がおられたので、「ご苦労様です」と挨拶し参りに行く。

『藤原定家は「トコロ坂」と日記に記しています。この付近にトコロが多く自生していた。紀伊続風土記では、所坂王子社と呼んでいます。明治時代に、塔下王子社・橘本王子社を合祀し、橘本王子神社(現・橘本王子社)となりました。橘本王子の由来である田道間守(たちまもり)を主神として祀っています。神社合祀で廃絶していく王子社の中で、神社になった一例がこの戸坂王子です。田道間守は、11代・垂仁天皇の時代に常世の国から橘の木を持ち帰り、この地に日本で最初に植えた。その実が日本で最初のみかんとなり、菓子となったことから、橘本神社はみかんとお菓子の神様として、全国のみかん・菓子業者から崇められています』

小ぶりなお宮ですが、みかん発祥の地でした。
皇太子殿下御手植えの楠の木がありました。
天皇家のルーツでもある神社の本殿正面と言えば、「右近の橘・左近の桜」ですものね。
天皇家にとって、重要な地なのでしょう。

20170514KainanS337s.jpg 『橘 今から1900年前、田道間守が垂仁天皇の命を受け、常世の国から持ち帰った非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)はこの橘樹であり、今のみかんの原種です(古事記・日本書紀に記す)』と立て札が立ち、板玉垣に囲まれた橘が植わっていた。何代目なんどろう?

「名古屋生菓子工業協同組合」創立75周年記念で植樹した木もあった。
瓦を見ると、橘が浮き彫りにされていた、
社紋は橘なんでしょう。
鬼瓦にも、橘が。
お宝有りの印・桃瓦が載っていた。
本殿を覗くと、ここにも神社拝詞が掛かっていた。

20170514KainanS349s.jpg 『田道間守 香りも高い橘を、積んだお船が今帰る。君の仰せをかしこみて、万里の海をまっしぐら、今帰る、田道間守、田道間守。
おはさぬ君のみささぎに、泣いて帰らぬ真心よ。遠い国から積んで来た、花たちばなの香とともに、名はかをる、田道間守、田道間守。 昭和17年文部省発行教科書』

戦前の教科書では、日本の生い立ちを教えていたが、橘の渡来も書かれていたのですね。
アカデミックに世界の歴史を学ぶのもいいですが、その前に我がルーツの日本の歴史をもっと詳しく学んだ方が良いように思う。
家族・親族・県・国に誇りを持ち、愛せてこそ世界中の方を愛せると思う。
田道間守が橘を持ち帰った時には、それを命じた垂仁天皇は亡くなっていたようです。
この天皇は、キリストと同じ時代を生きた天皇で、記紀によると紀元を挟んで140年ほど生きた方です。

ちょっとした寄り道気分で寺社に立ち寄りますが、時々このような歴史的事象に当たり、ワクワクします。
草引きの女性に、「ありがとうございました」とお礼を言って立ち去ろうとすると、「ご苦労様です、何のお構いもできませんで」と返ってきた。
平安の昔から多くの熊野参拝者が通った道ゆえの応対が、今に続いているのかと感じる素敵な言葉を頂いた。

20170514KainanS356s.jpg 11:10、「山路王子神社」
県指定史跡「一壺王子跡」。
舗装されているが小川沿いの細道を走っていますが、これが熊野古道のようです。
石段を本殿に上がってみる。

20170514KainanS363s.jpg 『主祭神:天照大神 皇室の祖先、皇祖神。美人女神として尊敬されている。御神徳:家内安全・五穀豊穣。 応神天皇(八幡大菩薩)八幡信仰は、氏神や産土神の性格を持って庶民的なものとなったが、始めから神仏混交の菩薩信仰から出発したものである。71才で即位し、在位40年111才で崩御という長命。誕生の時、天から仏教の根本義八正道を意味する八8本の旗が降下したという伝承から、八幡大菩薩の名が生じた』

横の摂社も観ていく。
20170514KainanS366s.jpg 『石神(しゃくじん)御神体は奇岩・霊石・石剣などで、神霊が籠もっている。良縁・安全・子育て・イボ取り・咳止め・歯痛止めなどに霊験がある』

『地祭神社 祭神:大地主の大神 地鎮祭の時に土地の清祓をする神様。家屋敷の守護神』

『道祖神 祭神:障(さえ)乃神、賽の神、道陸(どうろく)神 道祖神の御神体は陰陽石や様々な形の石で、道端にあって悪霊や疫病の侵入を防いだり、通行人を守護したり村を守る神。妊娠・出産・育児・生殖の神とされ、下腹部以下の病気を治す神でもある。このような道祖神信仰は、平安時代末期頃から生じた』

20170514KainanS372s.jpg 『星神神社 祭神:氏神 各地区の鎮守神。地域社会の守り神。産土神とも言われ、地の神であり、その人の一生を守護し、生まれたばかりの幼子達のために初宮参りをする。神社である土地は、生命を受けて生まれた。それ故子供が田畑以外の庭土をほじくると「神のオツムに穴をあけてはならぬ」と叱った』

ここにも、神社拝詞が掲げられている。
ここまで続くと、海南の神社の約束事のようです。


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