5/14・和歌山海南・有田ツーリング4 鈴木姓ルーツ屋敷~中野BC

20170514KainanS156s.jpg 鈴木屋敷に入ると、「義経弓掛松」というのがありました。
20170514KainanS164s.jpg 庭の下草は定期的に手入れされているようですが、母屋はボロボロで今にも倒れそうです。
20170514KainanS165s.jpg 池があり錦鯉が数匹元気に泳いでいました。

『旧鈴木邸庭園は、「曲水泉」と言われるもので、今も残る貴重な庭園の1つです。「曲水泉」というのは、平安時代曲がりくねった水路に沿って並べた庭石に、人々が腰掛け、上流から流された杯が自分の所に着くまでに詩歌を作り、杯を取り上げて酒を飲み、次へ流す遊びに使われた庭です。造園の年代時期ははっきりしませんが、室町時代ではないかと考えられています』

『小栗街道 雄ノ山峠を越えて熊野へ参詣する熊野古道を小栗街道と呼んでいます。不治の病にかかった小栗判官が、照手姫の土車に引かれて熊野権現の霊験を求め、この道を通ったためです。判官は、熊野本宮に参詣し、湯ノ峰の湯を浴びてすっかり元気になり、照手姫と結ばれました。判官は後に、畿内5ヶ国(大和・山城・河内・和泉・摂津)と美濃を賜りました。この話は、説経節や和讃・浄瑠璃に脚色され伝えられています』

小栗判官は、同じ和歌山で言えば「安珍清姫物語」同様の伝説ですね。
でも歌舞伎などの世界では、定番の出し物です。

R42に出て、信号待ちしていた時、「日本庭園のある酒蔵」の看板が目に入りました。
先週「和歌山マリーナシティ」に船で来たとき、同行のHさんが言ってた酒屋かもしれない。
「ひょっとしたら、見学できるかな?」と、寄り道することにしました。

8:49、駐車場着。
制服を着た女性従業員さん達が出社してきています。
僕以外車はゼロだけど、「観光用お客様駐車場 中野BC株式会社」と書かれているので、日曜日だから見学できるのだろう。

門を入り守衛さんに声をかけると、9時から見学可で説明員が付くそうです。
僕1人なのに、笑顔の対応です。
20170514KainanS177s.jpg 待合場所にある看板を見ると、清酒メーカーのようだが和歌山らしく梅酒も作ってるみたい。

『熊野参詣の入口・海南市藤白で、1932年前身となる醤油醸造所を創業。戦後、焼酎製造に転換し、現在は造り酒屋として日本酒をはじめ焼酎・みりん・梅酒などのアルコール製品と和歌山特産品を原料とする健康食品の製造販売をしております。中野BCのBCとは「Biochemical Creation=生化学の創造」を意味します。
創意工夫の伝統を受け継ぎながら、品質第一をモットーに日々、研究開発に力を注いでいます』

「熊野参詣の入口」という言葉が藤白神社にも書かれていましたが、京から船で淀川を下り、渡辺津から大型船に乗り換え、近在地・名勝地「和歌浦」に上陸して熊野参りするコースがあったからです。
因みに、もっと南の田辺白浜に上陸して熊野を目指すコースもあります。

守衛さんがやってきて、いろいろ説明してくれます。
9時になり、説明員のお姉さんが来られました。
まずは日本庭園です。

20170514KainanS181s.jpg 『長久邸・庭園 創業者・中野利生の別邸だった屋敷と蔵を活用した「長久邸」。120畳敷の大広間の窓から望む広さ1万平方メートルの広大な回遊式庭園には、満々と水を湛えた3千平方メートルの泉水池と、悠々と泳ぐ白鳥や錦鯉の姿が見られます。その周りを松や梅、つつじなどの植え込みが取り囲み、春には桜の花や藤棚のカーテン、初夏には紫陽花といった花々の彩りとともに、四季折々の風情あふれる佇まいで訪れる人を迎えます』

20170514KainanS188s.jpg 中央に大きな池があり、白鳥が悠々と泳いでいます。
人工の中之島には枝振りの良い松が生え、江戸時代の大名の庭園を現代に遺している風に見えます。
周囲の森の中に人工の滝があり、その下に錦鯉が群れています。僕らがそこを通ると、餌の時間と勘違いした鯉達が我先にと、大騒ぎです。

東屋があり、対岸の池上建物が見えます。
池に面して数部屋あり、のんびりただ池を眺めているだけでリラックスできそうです。
「仕事場にこういう憩いの場があるのはいいですね」などと、説明員さんに話す。

池周囲の森の小道を周回し、工場建屋に入る。
20170514KainanS193s.jpg まずは梅酒蔵。
『主原料となる梅は、梅どころ和歌山でも最高級品種である南高梅のみ。そのリッチな香りと酸味の邪魔をしないよう砂糖やホワイトリカーも厳選し、漬け込み、撹拌、抽出、分離・熟成の各段階で、専門の梅酒杜氏が状態を見極めながら造ります。6ヶ月の漬け込みと、6ヶ月以上の熟成を経て、風味が高まり、色・味・香り3拍子揃った高品質の梅酒が完成。この原酒を元に、様々なカクテル梅酒が生まれます』

僕が子供の頃、母方のお婆さんから、毎年梅酒とぶどう酒が送られてきていた。
お婆ちゃんが手作りした原酒で、それを薄めて飲んでいた。
お酒というよりジュースとして飲ませてくれていた。
かなり薄めるので、子供でも飲めるアルコール度数になっていたと思うが、ジュースのように更に水分が欲しくなることもなく、カルピスより好きだった。

お婆さんが亡くなり、母と一緒に自宅で手作りするようになった。
ぶどうや梅を水洗いするが、きちんと水分を拭き取らないと腐ってしまって失敗したりしたが、概ね美味しく出来上がった。簡単なものだなと思っていた。

お酒が飲める年齢になり、勇んでワインを買いに行ったが、「赤玉ポートワイン」などの大手メーカーのものでも、味が薄すぎて手作りの味を知っている僕にはガッカリするものだった。
梅酒はまだマシだったが、やはり僕の手作り梅酒にさえ負けていた。

醸造棟には巨大タンクが林立していたが、今は新たな漬け込み前なので中身は空でした。
大画面TVを引っ張り出してくれ、梅酒製造工程を見せてくれた。
自分で作っていた体験を思い出しながら。
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