4/2・京都西山・大原野「正法寺」2

20170402AkutaS256s.jpg 20170402AkutaS263s.jpg 室町時代の掛け軸がずらりと下がっています。
「水琴窟」と書かれているので、そちらに廊下を進む。

20170402AkutaS272s.jpg 本堂の廊下に木魚が下がっていた。
禅寺の修行などを知らせる木の板です。
何故か魚の形をしたものが多く、葬儀の時、僧侶がポクポク叩く木魚の原型です。
屋根の上に鯱が載っていたり、神社の屋根に鰹木が載っていたり、何故魚なんだろう?
下がっている木魚には使用後はなく、2匹の鯉が蓮池に遊ぶ姿が彫られています。

20170402AkutaS278s.jpg 本堂内に入ります。
畳に座り、「これが重文のご本尊なのかな?」と覗き込んでいると、ご住職が入ってこられました。
挨拶を交わしましたが、ちょちょいと用事をして出て行かれました。

本堂脇に水琴窟があり、僕が受付した時入ってこられた女性3人組さんが、竹の筒を通して聞いています。
僕が行くと、「どうぞ」と2つある筒の1つを僕に空けてくれました。
お母さんの横で、竹の筒を耳に当てると、水琴窟の清らかな音色が聞こえてきます。

『地中から宇宙へ発するシンフォニー 水琴窟・法寿泉 地下深く奏でられる妙なる音色に耳を傾けてください』

「おはようございます」と声を掛けると、「おはようございます。水を掛けていいですか?」と返ってきました。
横の柄杓で水をすくい、水琴窟の埋まっている上の小石に掛けます。
すぐに水琴窟の音色が弾けます。
何度聞いても、水琴窟の音はいいね。

北海道から、水琴窟を聞きに来られたそうです。
北海道には水琴窟がなく、娘さんが嫁いだ京都にはあるだろうと調べてもらい、娘さんの家に泊まりながら、娘さんの運転で水琴窟メインに京都を巡っているそうです。
父子はスポーツするか飲み歩くぐらいですが、母子は文化的でいいね。

20170402AkutaS306s.jpg 本堂には、ボタン式で録音説明が流れます。
タダ聞きというのもあれなので、お賽銭箱に100円チャリン。
説明を聞きながら、本尊などを覗き込みます。
誰も居ないので、縦横無尽に動いて。

五鈷杵が置いてありました。
真言宗開祖・空海が、中国修行からの帰り、高僧から成績優勝故頂いた五鈷杵を、その高僧の弟子たちに奪われそうになりました。
「日本に飛んでいけ」と空に放り投げた五鈷杵が日本に先に帰り、空海がそれを探し出します。
「五鈷杵が落ちていたのはここだ」と、日本各地に伝説が残っています。

『五鈷杵の謂れ 金剛石(ダイヤモンド)が物体を打ち砕くことを意味し、仏教では釈尊の説法は全ての邪心・煩悩・悪心を打ち砕くと同時に、人身に迫る諸悪魔をも打ち払う意味です。五鈷杵を静かに撫ぜると、身にまつわる諸々の困縁や押し寄せる諸悪運を防ぐと伝えられます。お大師様が持っておられるのもその為です。是非心に念じながら、撫ぜてご利益をお受けください。 南無大師遍照金剛 合掌』

20170402AkutaS309s.jpg 帰ろうと廊下を歩いていると、先程受付していただいた奥様が花瓶を持って来られたので、「いいものを見せて頂きました」とお礼を言い退散しました。
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