2/15・献花

安倍首相が、アメリカ・アーリントン国立墓地を訪問・献花のニュースが、外務省ウェブサイトに載っていた。
ムービーはないかな?と探したら、ありました。
https://www.youtube.com/watch?v=SjkTNirxtuI

献花に向かう安倍首相のBGMとして、国歌「君が代」が流れてきた。
「うわ~凄い」と涙が溢れてきた。
歴代首相が献花した時も、「君が代」が演奏されていたんだろうな。

去年、オバマ大統領が広島を訪問し献花された時にも大感動したが、それに匹敵する。
「君が代」に続いて、アメリカ国歌が演奏された。
安倍首相をエスコートするように一緒に歩いていた米軍将軍が、一点を見つめたまま動かず敬礼をしている。
階段の左右に並んだ兵士が、微動だにせず敬礼している。
とても美しいと思った。

一連のセレモニーを見ながら、大学体育会クラブの対抗戦の光景を見るようだった。
毎年覇を競っているライバル校との対戦は、相手を倒そうと真剣に鍛錬をしてきた成果を出し合って、正々堂々と戦う。

毎年何度も対抗戦をしたが、エールの交換があり、キャプテン同士でペナントの交換をする。
母校フラッグを掲げ、まず相手校の健闘を讃え応援エールをしてから、母校エールをする。
兵士には負けるが、ユニフォームで正装し、一列に並び思いっきり大声で校歌を歌う。
コーチしている大学ヨット部も、僕が現役の頃と変わらず、同じ光景を見せてくれる。
それを見ているだけで、「いいなあ」と思います。
それを思い出した。

第二次世界大戦で、世界ナンバーワンの海軍力を誇った米軍と、第2位の日本軍が太平洋で戦った。
でも、ノーサイド成った今はお互いの戦士の命を弔う。
これが本来の姿だと思う。
本来なら、かつて覇を競った国同士、お互いの国立墓地に国のトップが献花し合うのが良いと思う。

日本は、「全ての人は亡くなると神になる」という日本人特有の神道思想により、亡くなると仏教の戒名に当たる霊名がつく。
名前の後に、「彦」や「刀自」が付き、最後に「神」や「命」が付く。

素盞嗚命(すさのおのみこと)や、「天照大神」は、キリスト教における「神」や「イエス・キリスト」と全く違う観念です。
同じ「神」が付くが全く違い、神道の神は「我々の先祖」程度のものだから、実に人間臭い。

スサノオは、地上に下る前にお姉ちゃん(天照大神)に挨拶しに行くが、お姉ちゃんは暴れん坊の弟が悪さをしに来たと思い、武装して警戒する。
スサノオは、お姉ちゃんと賭けをして勝ち、居候してうんちを投げつけたりして、お姉ちゃんは怒って天の岩戸に隠れてしまう。
太陽神が隠れ光を失ったので困った神様たちは、賽の河原に集まって相談し、女性神・アメノウズメがストリップで踊って、男神たちが囃し立てているのを覗こうとして顔を出した天照大神を引っ張り出す。

靖国神社は、日本国のために戦い亡くなった戦士のお墓ではなく、その霊を祀る神社です。
賽の河原のようなものと僕は認識している。

「戦闘員を神にまで祀り上げているのはどうも・・・」
「戦争犯罪者までも神にしている施設はどうも・・・」
と参拝に反対する方もいるが、八百万の神がいる日本・・・木や岩にも神が宿る日本では、一神教の唯一の神の「神」とは、ちょっと違うんだけどなあ・・・。
第一、神道は宗教ではないように思う。
経典も戒律もないし、信者の勧誘もない。
古来からの自然崇拝に過ぎない。
だから、命を育む水を生み出す山に、水源に手を合わせ感謝するのが神道です。

A級戦犯の合祀以降、天皇陛下の親拝がなくなり、僕の心もすっきりしない。
戦争に行った父親は、戦友に会うため何度も靖国神社に参ったが、我が子を戦争で失った親しいおばさんの「我が子を戦場に行かせたA級戦犯の合祀されているような靖国神社になど参らない。骨は帰っていないが、お墓を立てているのでそちらで息子の冥福を祈る」にも心を動かされ、僕は参っていない。

子供たちは参っている。
次男夫婦は、第一子の無事出産を願って参り、お礼参りもしている。
そのおばさんも亡くなったので、僕も参ろうと思っているが、天皇陛下の参拝が再開されず、モヤモヤしたものが残っている。

日本独特の死生観・宗教観が理解できない国・人もいるので、「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」が造られ、アーリントン墓地のように規模拡大する構想もあるので、僕はその実現を願っている。
死生観・宗教観により、靖国神社参りに躊躇する元首・国代表は、そちらに参ればいいと思う。
国の交流は相互主義だから、できるだけ多くの国とそういう関係になれれば良いと思う。

元首相が他国のお墓に土下座している映像を見たが、あれではお互いの国を最恵国に扱っているとはいえない。
実に情けない映像でした。
今回の安倍首相の献花のように、お互いに礼を尽くさなければ、国としてお互いを認められない。

相互主義の観点から、トランプ大統領の靖国神社訪問が実現しないかとの気持ちを持つ方も多いと思う。
僕もアメリカ国家元首の参拝が実現すればが良いと思うが、今まで数回日本の外務省がそれを止めた。
靖国神社参拝を希望したブッシュ大統領が、小泉首相とともに参拝したら、現在のような靖国参拝問題は起こらなかっただろう。

共和党のトランプ大統領と安倍首相なら、靖国神社参拝を実現するかもしれないが、「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」への献花で良いし、将来的に拡大整備し、より多くの国のトップに参拝を願うのも方策だと思う。
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