ゆき過ぎたポリティカル・コレクトネス 1/2

APAホテルの客室に置いてある書籍が「けしからん」ということで、中国共産党政府がAPAホテルに中国人が泊まらないよう指導し始めた。
「30万人南京虐殺事件がなかった」などの記述があるそうだ。
早速APAホテルに問い合わせ注文したが、大反響で注文殺到のようで、送ってくるのはいつになるか予想出来ないらしい。
まあ、気長に待ちましょう。

APAホテルには、一度だけ泊まったことがある。2013年5月GW翌週に信州ツーリングした時、3泊目を富山県魚津駅前のAPAホテルでした。
客室は海側の西向きではなく東向きで、雪を被った白山方面が正面に見え、素晴らしい景色だった。

魚津APAに泊まった時、聖書が置いてあったように記憶しているが、話題のこの本の存在は記憶にない。
宿について風呂に入り、20時ぐらいに寝てしまい、翌朝4時に出発したので、ゆっくり部屋で過ごさなかったから、目につかなかったのかもしれない。

当日、上杉謙信の居城・春日山城で、「魚津ぐらいまで行けるかな?」と思い、電話予約した。
フロントでの応対も気持ちがよく、部屋も清潔で何の不満もなかった。
素泊まり4700円。
十分すぎるコストパフォーマンスでした。

到着時に中居さんがずらりと並び、豪華料理に舌鼓し・・・という旅館もあるが、絶景・歴史遺産・寺社訪問の旅好きな僕には、ホテルはただ泊まればいいだけの場所。
一泊2000円のコンドミニアムで満足です。
バックパッカーが気楽に泊まれる宿が、もっと増えたら海外に押されている旅客を、国内に回帰させることが出来るように思う。
このビジネスホテルという業態は、ビジネスと一人旅ニーズに応えているように思う。

この一連のAPAホテル騒動で、いろんな話題を見つけた。
ホテルに聖書が置いてあるという文化は、アメリカから入った文化で、宿泊客の要望でホテルが置くようにしたと思っていたが、日本のキリスト教普及活動として国際ギデオン協会という組織が無償で配布しているのだと知りました。

そして、アメリカ人が日本のホテルに聖書が置いてあることに驚いている映像も見つけた。
「本家のアメリカには、置いてなかったのか」と思ったのですが、「置いてあったけど、撤去された。でも日本のホテルにはまだ置いてある」という驚きだった。
「はぁ~」と思い調べたら、民主党政権時代に進んだポリティカル・コレクトネス(PC)運動により、キリスト教以外の信仰を持つ宿泊客に配慮して撤去されたとのことだった。

僕は、左派が推し進めるこのポリティカル・コレクトネス運動が嫌いだ。
『政治的・社会的に公正・公平・中立的で、なおかつ差別・偏見が含まれていない言葉や用語のことで、職業・性別・文化・人種・民族・宗教・ハンディキャップ・年齢・婚姻状況などに基づく差別・偏見を防ぐ目的の表現を指す』
とても良いことで、進めるべきと思いますが、配慮が過度に進みすぎているように思う。

一時販売禁止になった「ちびくろサンボ」という童話の「くろ」という部分が、黒人蔑視に繋がるという。
童話の内容は、黒人を蔑んでなんかいない、平和に暮らす黒人一家を主人公にした物語です。
「シナ」という言葉を使うなと言う。でも「南シナ海」と地図表記され、世界的に使われている。
中華人民共和国の国名だって、「China」と表記され、日本同様「チャイナ」と読む国もあるし、「シナ」と読む国も多数ある。

何故、日本人だけ「シナ」と言ったらダメなのか・・・。
僕は中国というときもあるし、日本の中国地方との混同を考慮し、チャイナと言ったりシナという時もある・・・どれでも良いと思う。
差別用語として指定されることに疑問を感じる。

アメリカでは、「メリークリスマス」の表現も、PC運動の美名のもと駆逐され、「ハッピーホリデー」が主流です。
アメリカ東海岸に住む息子のお嫁さんからのカードもそうだった。
キリスト教国ではない日本に溢れる「クリスマス」の表現が、その輸入元のアメリカからなくなりつつある。

アメリカの憲法に、「キリスト教を土台に建国する」と書かれ、トランプ大統領が就任式で聖書の上に手を置いて宣誓し、就任演説で『・・・Thank you, GodBless You, And God Bless America.』と締めくくったアメリカで、キリスト教の創始者の誕生日に「メリークリスマス」と祝えなくなっているのは不自然です。

共和党・トランプ大統領は、メリー・クリスマスの復活を願っているらしく、今年から復活していくかもしれない。
アメリカの文化として長年親しんだ「メリークリスマス」・・・復活したら良い。
マイノリティーが、PCを旗印に自らの権利を多数の犠牲を伴って拡大させていくのは、おごりではないのか・・・
違う文化の国に来たなら、違う文化を壊し、自らの文化を通そうと戦うのではなく、謙虚に違う文化と共存すべく、折り合いをつけながら、馴染もうとする方を優先すべきではないのか・・・
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