12/15・マスオさん

次男から電話があり、お嫁さんの両親から、家の建て替え・改装の相談があったと相談されました。
お嫁さんは、姉妹の長女です。
我が家はどうも、女系家族と縁があります。
母は5人姉妹の5女。
家内は、2人姉妹の妹。
弟のお嫁さんも、2人姉妹の妹。
長男のお嫁さんは、3人姉妹の長女。
次男のお嫁さんは、2人姉妹の長女です。
これだけ続くと、ちょっとびっくりです。

次男のお嫁さんの実家は、僕らが初訪問の時、長女のフィアンセの両親がやって来るというので、何と客間を増築されました。
結婚式はまだですが、妹さんも入籍し旦那さんと住むようになり、我が家同様夫婦だけの生活になりました。
それとほぼ同時に、長女(次男のお嫁さん)が出産で里帰りし、次男と2ヶ月ほど一緒に暮らしました。

元々お父さんが次男を気に入り、娘であるお嫁さんがびっくりするほど、次男が行くとお父さんが饒舌になっていましたが、ひとつ屋根の下で暮らした印象が良かったのか、「二世帯住宅に建て替えるから、3世代で暮らさないか」と提案されたそうです。
次男が建築士なので、「設計も頼む」と言われたそうです。

「どう思う?」との相談だったので、「3世代で住むと楽だよ」と答えました。
僕の家庭は、いきなり3世代同居で始まりました。
僕が高3の時隣の家が売りに出され、両親がそれを買いました。
僕は長男として生まれたからか、いずれ両親と住むと決めていたので、家内にプロポーズする時に、いずれ同居する了解を得ました。

大学を卒業した時、大阪に本社のある企業に就職しましたが、いきなりの東京勤務でした。
当初3年間東京勤務と言われていましたが、1年後大阪に呼び戻され実家から通勤することにありました。
家内は同じ年なので、結婚を伸ばしていると誰かに取られちゃうと思い、その翌年・24才の時に結婚しました。

5年間空き家だった家を改装し、僕らの新婚生活が始まりました。
5年間は親が返済しましたが、それ以降の残債は僕らが返済しました。
2つの家を隔てている塀を壊し、別棟ですが同じ敷地内での同居生活です。
1年後に長男が生まれましたが、隣に仕事をリタイヤした両親がいるのはラッキーな事で、家内のフルタイム勤務が続けられました。
両親は孫の成長を見て老後を過ごし、僕らは子供の昼寝の間にお茶しに行ったり、とにかく気楽に子育てできました。

僕も結婚する時、マスオさんを義理父から提案されました。
でも僕は長男だったからお断りしました。
義理兄は次男で、長女のお婿さんだったので、それを提案されましたが、断り方が悪かったのか、以降あまりいい関係ではありません。
お母さんが上手に関係を修復しましたが、僕と義理父のように、2人で釣りに行ったり、僕が実家に泊まったりする関係ではありません。
子供が少なくなっているので、男の子がいない家が多くなり、マスオさん希望の家は増えているように思います。

僕は長男なので、嫁姑関係ですが、実の母娘のマスオさん同居の方が、うまくいくんじゃないかと思います。
弟は、妹さんと結婚しましたが、実家の隣に家を建て、マスオさん状態です。
何ら問題なく、嫁姑問題がないだけマシな気がします。
我が家は、気の強い母に対し、懐の深い家内が上手にコントロールしてくれましたが、結婚する前は何度も母と合わせ、家内に体験してもらいました。
「全然問題なかった」ようで、気持ち良くお嫁に来てもらいました。

次男のお嫁さんの実家に始めて伺った帰り、「会社まで1時間以内だし、実家の近所に住むと親もいいし、自分たちも楽で両得だね」と、家内と話していました。
そんなことも次男に話しました。
お嫁さんの実家も、近所にお母さんの実家があり、毎日のように爺ちゃん婆ちゃんが来る家だったそうです。
と言うより、お母さんの実家の土地にお父さんが家を建てたそうです。
名字は旦那の名に変わったけど、マスオさんです。
お母さんが姉妹の長女で、お父さんが長男じゃなかったから、ちょうど良かったようです。

次男とお嫁さんの関係も、同じです。
お嫁さんの実家からの提案を聞いて、「次男を気に入ってくれたんだ」と嬉しく思いました。

核家族化が進んでいますが、それは人口増で大都市に次男以下が集まった結果です。
第一次産業の収入があまり増えず、結果的に都市在住者の収入が相対的に多くなり、それが更に地方からの人口流出と、仕事の都市集中を加速しています。
都市集中から、東京圏集中へと進んでいますが、人口減の時代に入り、これからは昔の地方農家のように、3世代同居化が進むと思います。

保育園問題も核家族化が進めた結果です。
我が家は、子供たちを1才から保育園に通わせましたが、病気の時などはバックアップとして僕の両親がおり、家内が子供のために仕事を休むようなことは起きませんでした。
核家族より、3世代同居の方が楽な人生になるに決まっています。

次男夫婦も、子供が出来、将来のことを考えていたそうです。
夫婦とも育った環境が一軒家なので、現在の賃貸マンション環境で長く住むという選択肢はなかったそうです。
いずれ家を持とうと、漠然と話している時に、ご両親から話が来たそうです。

現在次男が設計している新本社が駅前に建つと、お嫁さんの実家から通ったとしても通勤時間は40分ほどで、1年間の産休が終わるとお嫁さんも仕事に復帰します。
新本社内に保育園を併設する設計をしており、園児第一号が次男の子になるからいいものを作れと、社長から言われているそうです。
3世代で暮らしていたら、子供が病気になっても平気です。

次男夫婦が勤める会社の業績が好調で、海外子会社が増えています。
いずれ長男同様、次男も海外赴任するでしょう。
その時も、日本に帰国した時の家がいい状態で保たれ、同居も悪くないなと思っているようです。

芝生の広い庭があるので、そこに新築するのもアリですが、せっかくの庭が狭くなっちゃうので、増改築か建て替えの方が良さそう。
次男に話したことをメールにして、次男・お嫁さん・家内に同時送信し僕の意見を共有しました。
お嫁さんの両親は、僕ら夫婦のことを最も気にしているだろうから、そのメールをご両親
に転送してもいいよと書き添えました。

後日、お嫁さんから素直な気持ちが書かれたメールが届きました。
最も懸念しているのはお嫁さんの方で、次男にお嫁に行ったのに、自分の両親と同居してしまうと、大黒柱の次男が自宅で羽を伸ばせなくなるかも?と思っているそうです。
次男と新しい世帯を持って2年、既に娘の気持ちより、妻であり母である気持ちの方が強くなってるようです。

これは、家内にも感じました。
結婚する前、家内と付き合っている段階で、よく家内の実家に泊まっていました。
車で1時間の距離だったので、家内とデートして送り届けた後、「泊まってけ~」の言葉に流され、翌朝早く出勤したりしていました。
それを家内も喜んでいました。

ところが結婚後、どんどん実家に泊まりたがらなくなりました。
普段の生活が僕の両親を含めた生活なので、気分転換もできるだろうと、家族で実家に遊びに行った日、「泊まろうか」と提案しても、「実家は落ち着かないから帰る」と、自分
の持ち場である我が家に帰りたがりました。
男にはわからない心理でした。

何れにせよ、次男夫婦が自由な選択をすればいいと思っています。
次男から長男夫婦にも連絡したようで、僕ら夫婦の老後や片親になった場合のことも考えているようです。
僕らは、育てたから何かを返して欲しいなんて全く思っていません。
育てる過程で、育てる苦労の何十倍もの楽しさをもらったので、これ以上何かして欲しいなんて思うことすらありませんでした。
僕もそうだったけど、子供というものは、いずれ老いていく親のことを、自分の生活をしながら片隅で考えているものです。

義理父と義理兄の関係がイマイチだったので、家内と義理両親を引き取ろうと話していたこともあります。
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