11/6・林道サンギリ線を目指して・R169「川上」の「すごい滝の連続」?
コーチしてる大学ヨット部の全日本団体戦最終日です。
会場は愛知県蒲郡。
過去何度も息子のレースのサポートや、ジュニアヨット協会理事時代に全日本や世界選手権最終選考会で、事務局・広報委員長として詰めていた思い出の多いハーバーです。
しかし、日帰りには遠すぎるので、参加出来ないと選手たちに伝えていました。
土曜の夜、「やっぱり行こう」と仕事を早めに切り上げました。
「車に布団を積み込み仕事後走り、眠くなった所で寝て、どうせ夜明け前に起きるのだから、そこからまた走ってハーバー入りすれば、体への負担を減らせるだろう」と。
スキーに行くときのいつものスタイルです。
ところが、お腹の調子は悪くなり、何度もトイレのお世話になってしまい、自重することにしました。
夜中何度トイレに駆け込むかな?と思いながら22時過ぎに床に入ると、朝までぐっすりで体調は一気に回復しました。
4時に目が覚めたので、ツーリングに出ることにしました。
家内は、仕事の勉強会です。
先週時間入れで行けなかった兵庫県福崎町の北・「笠形山・千ヶ峰周辺の林道」も候補でしたが、奈良県南部・大台ケ原の南・R169とR425を結ぶ「栃谷西ノ谷林道」にチャレンジすることにしました。
標高1100m超えの高所舗装林道です。
空気の澄んできた秋なので、晴れていれば大峰山系の高峰の連なりが一望できるでしょう。
1週間前の山岳寺院「日光寺」への細道のようなところはなさそうなので、「招き猫CB400SB」で出かけます。
5時に出発し、阪神高速空港線~東大阪で近畿道に乗り換え、南阪奈道で奈良県入りし、高田バイパスで橿原へ。
R169を南下開始。
GSが殆ど無いエリアに入るので、オープンしてたセルフ店で給油します。
6:01、「セルフ畝傍御陵前」193km/8.27L=23.3km/L。
6:28、今年3度目の高取城址への登り口にあるコンビニで、バナナと麦茶を購入。
店内で、朝食としてバナナを1本食べます。
更にR169を南下し、「道の駅・吉野路大淀センター」前を通過して、r255~r222で広域農道的なワインディングを楽しみ、吉野川に下って再びR169。
7:00、前から気になっていた「大名持神社」に寄り道。
『祭神:大名持御魂神・須勢理姫命・少名彦名命 延喜式神名帳に大和国吉野郷10座の1つとして列せられ。大月次新嘗の官弊にあずかる。貞観元年正一位の神階を授けられた。神社下の吉野川潮生淵に毎年6月30日、海水が湧き上るとの伝えがあり、国中地方から当社に参詣し。この淵で禊する「大汝詣り」が今日も続いている。境内妹山樹叢は、天然記念物指定されている』
「大名持御魂神」は大国主命で、「須勢理姫命」はその妻、「少彦名命」は大国主の国づくりに協力した片腕で、チビだったそうです。
一寸法師民話のモデルです。
神明式のコンクリート鳥居から、30~40段の階段を登って行くと境内があり、何の変哲もない拝殿があります。
板玉垣に囲まれた後の本殿は、茅葺屋根で雰囲気が一気に上がります。
樹齢は如何ほどなのか?
R169を南下します。
「道の駅・杉の湯川上」を過ぎます。
この日は何かあるのか、朝早くからガードマンが出ています。
r258との分岐を過ぎ、TM(ツーリングマップル)に、「このあたりすごい滝が連続」と書かれている「上多古川」上流「上谷」地区探索するために、R169から枝道に入ります。
雰囲気の良い細道が続いており、大石ゴロゴロの上多古川沿いの道が気持ち良く、何度も激写タイムを取ります。
2つの沢流が合流する合流する所で道が分かれ、それぞれの川に沿って遡っています。
そこに道標が立ち、「上谷」は「Kodani」と発音するようです。
鹿が出そうです。
7:59、前方の枯れ葉が道路を前面に覆う状態になり、倒木が道路を塞いでいます。
ここまで意外に舗装路が続いており、問題なく進んできましたが、ここでジ・エンドのようです。
開閉して進めるかな?
と思ったのですがビクともせず、退却することにしました。
ゲートを過ぎれば、また道路を覆う枯れ葉が少なくなっているので、林業関係者の交通量はありそうです。
『作業道及び岩石の崩壊を招くため、沢登りを固く禁ず /山主』
林業関係者が敷設したのでしょう。
簡単な構造で、容易に敷設撤去でき、原付エンジンでぐんぐん登るモノレールは素晴らしい。
更に奥にありそうですが、トレッキングでチャレンジしないと無理です。
「すごい滝の連続」は拝めませんでしたが、気になる道を消せたし、原生林に迷い込んだような体験ができ楽しかった。
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