10/2・ヨットレース・オータムレガッタ2

レース予告信号が上がり、スタート前マニューバリングに入ります。
西海面が良いと判断し、「本部船寄りスタート&即タックして西に行く」を決めて、13:30スタート。
少し遅れましたが、思い通り一番本部船寄りからスタート出来ました。
本部船をかわし「タックできます」と進言しましたが、艇長・スキッパーの判断はスタート前から変わり、「そのまま行く」。
「なんで?」と思いながらも従います。

スピード負けしたJPN35が逃げタックし、僕らの後ろを抜けて西に行く。
しばらく3艇でガチンコ・スピード勝負しながら走る。
当初良いと判断していた西に行った35はタックし、いい登り角度のようです。
「西がいいです」とタックを促す報告をしましたが、スキッパーは動かず、JPN33ガタックし、僕らの後ろを抜けていく。

良いように見える西に、相手艇3艇のうち2艇が行ったのだから、それを抑えにタックして同じ風の中を走るのが常套手段ですが、それもなく、「西に行った2艇がいいです」ともう一度進言してもそのまま。
正面に砂利船が見えてきてタック。
最も早く西に行ったJPN35にはセーフティーリードをつけられました。

スターボレグが上ったので、風下マークへはポートロングなので、上マーク回航後即ジャイブが定番ですが、スピンポールが右に出ており、ジャイブが遅れ1艇に抜かれました。
スピンを上げて安定して走り出す所で、スキッパーが他艇との得点計算をし始めました。

「まだレース序盤なのに、僕らがトップ・フィニッシュを目指すだけなのに」とイライラし、その話には加わりません。
レース前の作戦通り西に行っていれば、楽勝でダントツを走っていたはずです。
「黙ってて」と言いたかったけど、チームの雰囲気を崩したらダメだし、他校出身ながら先輩なので黙ってスピン操作をします。

下マークを3番で回航。
南から下マークにアプローチしたJPN28がかなり追いついたので、次の上マークへのコースは西ではなく南がいいように思い、タックして南へ。
このレグで、同じく南を選択した4位の28にスピード負けしました。
でも西に行った2艇に追いつき、上マーク最終アプローチは2艇の前でした。

ここで、潮の流れがあるから、「足らない目で取って」と言われ、常套なら後続艇を邪魔するように、前でタックですが、下タックしました。
短い最終アプローチは、少しオーバーセイルが正解です。
1艇身オーバーでもベアしてスピードが上がるので、それほどマイナスではありません。
結局、無理して上って、2艇に抜かれビリになっちゃった。

スピンポールを入れ替えていたので、即ジャイブでしたが、より早くジャイブした3位JPN35の土手っ腹に突っ込む感じになり、あわてて「上れ」と叫び、スキッパーが即座に反応し、大惨事は免れました。
Oさん、ナイスです。

ジャイブしてスピンランで追いつき、サイド・バイ・サイドになりました。
「うちの方がスピードがあるので、このまま行けば勝てる」と黙々とスピン操作していたら、「上に行くよ」とスキッパーが、なんと相手艇に声を掛けます。
相手艇もうちのスキッパーと同じ甲南大出だけど、レース中にわざわざうちの作戦を伝
える必要は無いでしょう。
呆れてしまいました。

当然うちに風を取られまいと、カバーしてきて、更に2位と離れます。
もう一度同じことをして、もう2位には追いつけそうもなく、僕の心は3位狙いに変わりました。
フィニッシュにはジャイブが1回必要なので、右を守り、できるだけジャイブを遅らせたらうちの勝ちです。

そう進言したのに、またブランケットして左に出てしまいました。
こうなれば、早めにジャイブして、ルールで相手艇を上らせ、マークの内側で先にフィニッシュすればいいです。
リードを保ったままフィニッシングラインが近づいて来たのに、突然わざわざ相手艇の後ろに回ってしまいました。
フィニッシュは目の前なのに、相手艇の風を奪ってもレグがないので勝てません。
4位フィニッシュ。

いつもならこんな焦った操船をしないのに、この日はレースに勝つ常套手段を外し、ストラテジー重視ではなく、タクティクスで目の前に1艇のみにしか目が行っていない感じがしました。
この日の僕とのコンビネーションは最悪でした。
僕が何度も進言したのを無視されイライラしてるのを、ミドルクルーのHさんが感じており、「わかってないわ。人の意見は聞かへん人やから」と笑っています。
僕も、Oスキッパーに意見しようなんて思っていません。
あくまで、遊びですから・・・。

レースが終われば、ライバル艇のクルーとも和気藹々ですが、レース中はトップフィニッシュを目指してやってもしい。
それがないと、ビール飲みながらの単なるファミリーレースと同じじゃないか。
このフリートには、学生時代から真剣にレースに取り組み、卒業後もこんなレーシーな船に乗ってる連中ばかりです。
僕は学生No1と言われました。
Oさんだって、学生時代は何度も全日本で走り、卒業後もいくつかチャンピオンシップタイトルを取った方です。
尊敬出来るから、スキッパーという最重要ポジションをやってもらっている。
真剣じゃないなら、僕がスキッパーをすればよかった。

ハーバー上架桟橋に着くと、Oさんが「トイレ行ってくるわ」と駆け出しました。
レーススタート前に、「お尻がやばい、我慢できなくなったらバケツでするから、スキッパー交代ね」と、Oさんから言われていました。
相当ピンチな状態で、レースを走っていたようです。
そりゃ、クルーの声なんて耳に届かないね。
スタート前に、スキッパーを変わっていた方が良かったな。
Oさんも、気が楽だったろうし・・・
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

main_line
main_line
プロフィール

のりまきターボ

Author:のりまきターボ
http://plaza.rakuten.co.jp
/norimakiturbo/
から引っ越してきました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR