7/31・大台ケ原3 南帝山瀧川寺~下北山スポーツ公園

「不許薫酒入門内」、禅寺のようです。
鐘楼を見に行くと、座敷でお仕事中のご住職がおられたので、挨拶をする。
すると、「ようお参り下さいました。どうぞ上がって下さい」と、「お~い」と誰かに声を掛けています。

20160731OdaiS093s.jpg 小さな境内を見学すると、「北山宮墓 宮内庁」と書かれています。
陵墓の様式で、階段が上に上がっています。
20160731OdaiS106s.jpg 本殿に戻ってくると、奥様が、「どうぞ参って下さい」と。
本殿に上がると、抹茶と羊羹を振る舞われました。
20160731OdaiS113s.jpg ゼリー菓子が皿に盛られ、「一服して行って下さい。階段でお墓に上がってお参り下さい。ご位牌はこちらでお祀りしています」と、縁起が書かれた用紙も下さいました。
「いや~、どうもすみません」

お抹茶などをいただきながら、縁起を読みました。
『奈良時代、役行者の修験道が葛城山系から吉野大峰にかけて盛んになります。吉野龍泉寺が、修験道専門宿坊として開創され、その1ヶ寺が当寺で、「白雲山龍泉寺」となります。平安時代、京都真言醍醐寺の末寺となり聖法理源大師をご開山に迎え、吉野大峰の修験道場となる。鎌倉時代、後嵯峨天皇の退位後、皇位継承を巡って、大覚寺統と持明院統に分裂する。南北朝時代、後醍醐天皇は吉野に籠り南朝を開く。なぜ吉野かというと、大峰修験者を使った全国発信を考えたから。南朝・大覚寺統は南朝に逃れ政治を続けようとした。京都に入った足利尊氏は、北朝・持明院統から新しい天皇を迎える。室町時代、1392年南北朝合一。1428年から対立再燃。1441年嘉吉の乱で、赤松氏没落。1443年北山宮御所となり、神器を奉じ「龍泉寺」と号した。1457年、赤松氏残党に神器が奪われ、南朝終焉』

お賽銭10円では不釣り合いです。
お賽銭箱に500円を追加します。
1000円の方が良かったか・・・。

20160731OdaiS111s.jpg 仏壇には、菊のご紋が入った紫色の布が下がり、太刀がケースに入っています。
手を合わせます。
縁起を知ると、境内から見える小さな集落の家が、一の宮を守護した兵の子孫に見えてくる。
歴史好きの性かも知れません。

1週間前、断念した「三之公」と縁起が繋がりました。
階段を上がり、赤松氏残党に暗殺された自天皇の墓に手を合わせます。
こんなところまで、宮内庁・・・
数年に一度は、宮内庁職員がやってきて、陛下の代理供養が行われるのでしょう。
きっと集落総出で、準備するのだろうな。

20160731OdaiS135s.jpg 10:29、「北山宮」
祭神は、「北山宮」
『北山宮は、後亀山天皇御曽孫・尊秀王の御子。嘉吉3年(1445)9月、父王が比叡山に死し後、神宝を王子に奉り、吉野北山荘に擁護した。赤松氏残党が、主家を再興せんとし、1454年12月2日夜半、大雪に乗じて丹生屋帯刀左衛門・四郎左衛門兄弟は、北山御在所を犯し、王子を殺して、神宝を奪い、お首を奉持して逃げる。お民これを追跡し、伯母谷にて両名を討ち、神宝・お首を取り返した。無門島彦太郎・上月満吉・中村貞友は、北山郷と期を合わせて、河野宮の御在所を襲い、弟宮を殺し、貞友お首を奉持し逃げるも、お民塩谷に要撃し、お首を取り返す。翌年、神宝は、赤松残党・小寺藤兵衛が持ち去り、京へ入る。遺臣・お民悲憤し、宮を追慕し、翌年ここに祠を建てる。明治35年、吉野神宮外摂社に列せられ、明治45年北山宮御墓所決定と共に、御事跡は癒える。大正11年、村社より県社に昇格し、昭和31年「北山宮」に改められる』

20160731OdaiS137s.jpg 神社前にあった紀伊半島山間部によくある鋼製吊橋を渡ってみる。
揺れる~怖いので、半分で引き返す。
この道から「橡谷西ノ谷林道」に入る予定でしたが、怪しい枝道に表示がないのでパスしていたら、どうやら過ぎてしまっているようです。
「水分神社」から入る道が正解だったみたい。

仕方なくR169に出てしまった。
「不動七重滝」がTMで大きく表示されているので、行ってみることに知る。
グーンと南下し、11:18「下北山スポーツ公園」
ここも初めてなので寄り道し、トイレだけ借りる。
夕方には家内が帰るはずなので、ここから帰路とする。

R169を北上し、「大峰奥駈道・前鬼登山口」表示されていた枝道に入り、四輪離合困難な林道を左右に振られながら上がる。
カーブミラーも設置されているのは稀なので、クラクションを多用する。
でも交通量は殆ど無い。

20160731OdaiS147s.jpg 11:48、小さな滝で止まったら、滝が見える横に「前鬼山・不動の湯」の看板が立っている。
『この冷泉施設は、本州造林KKの許可を受けて村が設置したものです』
看板前の地面に、なんとなく湯船だったであろう痕跡が遺っているだけです。
温泉なら、物好きが入りにくるが、冷泉なら人気は出ないだろうな。
駐車スペースもないし。




スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

main_line
main_line
プロフィール

のりまきターボ

Author:のりまきターボ
http://plaza.rakuten.co.jp
/norimakiturbo/
から引っ越してきました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR