6/19・京都寺町~高瀬川散策4 映画発祥の地・土佐藩邸跡~先斗町交番・バイク駐車場

『本間精一郎・遭難地 文久2年1862/8/20、勤皇の志士・本間精一郎はここで襲われた。越後に生まれ、文武両道に秀で弁舌も巧みで、友人も多かった。江戸に出て遊学し、安政の大獄後、京に上って勤王活動に身を投じた。特定の藩に属さなかったため、自由に行動する事ができ、公家にも接触し、長州・薩摩・土佐の藩士に遊説し、尊王攘夷思想の急進派とされていた。しかしその活動は、「伏見・寺田屋事件」で封じられ、精一郎はその頃から酒色に溺れ、同士からも嫌われるようになった。この夜、先斗町三条の料亭で遊び、四条の料理屋を出た帰り道を襲われた。南側の路地を木屋町へ逃げようとしたが、前から2人・後ろから6人に挟み撃ちにされ惨殺された。8人の中には、薩摩藩・田中新兵衛や土佐藩・岡田以蔵もいた。享年29才』

20160619TakaseS111s.jpg 『日本映画発祥の地 明治30年1897,実業家であり、後の大阪商工会議所会頭も務めた稲畑勝太郎(1862~1949)が、日本で初めて映画(シネマトグラフ)の試写実験に成功した場所である。明治29年1896、万国博覧会の視察と商用でパリを訪れた稲畑は、フランス留学中の級友・リュミエール兄弟が発明したシネマトグラフ(映写機兼カメラ)と、その興行権、フイルムを購入し、リュミエール社の映写技師兼カメラマンのコンスタン・ジレルを伴って帰国した。翌明治30年1月下旬~2月上旬にかけて、京都電灯株式会社の中庭(立誠小学校跡地)で、国内初の映画の試写実験に成功した。映画の上陸は、単にヨーロッパの文化や最新技術を日本に伝えただけではなく、人・もの・事物を記録し伝える映像メディアの始まりであり、新しい娯楽・芸術産業の始まりでもあった。この地を起点のした日本映画は、20世紀を代表する国民娯楽に成長していった』

小学校跡の建物はとても立派で、重厚感がある。
20160619TakaseS119s.jpg 『高瀬川の沿革 約400年前、角倉了以(1554~1614)とその子・素庵(1571~1632)によって、慶長19年1614に完成された京都と伏見を結ぶ運河です。鴨川の水を導いて二条に始まり、伏見三栖浜に至り、淀川の三十石船に連絡し、大阪と京都を結ぶ大動脈だった。長さおよそ10km。五条から南は、農耕用水路を拡張利用した関係で曲がりくねった流路となり、中間地点で鴨川を横断する(水平交差)。今は川幅も狭まり水深も浅いが、昔は川幅8m・水深30cm以上あった。川岸は、炭屋・材木商とその倉庫が多く、後は大名所藩邸だった。高瀬川には幾つもの橋が設けられ、舟運の盛んな頃は、階段や坂を上がって高いところを渡るようになっていた。幕末の動乱期には、尊王攘夷を称える多くの志士がこの辺りに住み、これを取り締まる幕府側の人たちと数々の事件を起こした。周辺に多くの史跡が残るのは、そのためです。明治28年、沿岸二条~五条間にチンチン電車が通るようになり、川岸も整備された。今は三条・四条・五条の他は、皆低い橋になっています』

『高瀬川で用いられる高瀬船は、平底の小型船で、舳先に乗りやすく、船首に向かって船底が反り上がっていました。長さ13m・幅2m。京都に向かう上り船は、満載15石・2.25トン積、下りはその半分でした。宝永7年1710、伏見~二条間に就航した船は188隻ありました。京都に運搬された物資は、たきぎ・材木・炭・米酒・醤油・嗜好品・海産物などで、伏見へは、たんす・長持・鉄工業製品などでした。高瀬川の開削によって、大坂・伏見方面の物資が、伏見経由で京都に送られるようになったので、伏見・鳥羽の陸運業者は、仕事が激減する痛手を受けた。高瀬川の舟運により、川添の舟入には、問屋が多数置かれ、商品を扱う商人や職人の同業者町を形成し、材木町・木挽町・石屋町・塩屋町など職種や商品を反映した町名がつきました。現在の七条通北・河原町通西に作られた内浜という舟入は、高瀬舟発着の基地となりました』

「土佐藩邸跡」・・・この小学校あたりに、土佐藩邸があったそうです。
坂本龍馬・中岡慎太郎が襲われた「近江屋」は、藩邸のすぐ裏という立地で、直線距離
50mというところです。
水深15cmほどの高瀬川の穏やかな流れを見ていると、町内道路清掃中のおじさんがゴミ袋を持って川に入ってきた。
慣れた手つきで川底のゴミをつまんでいます。
朝の時間帯にこのような方の尽力があって、世界一の観光都市が成り立っているのですね。

「岬神社」
一時期、土佐藩邸内に飲み込まれたそうだが、その時期も治外法権である藩邸内でも一般のお参りの方は自由に出入りできたそうです。

20160619TakaseS135s.jpg 9:34「先斗町交番」が、町の風情に沿った落ち着いた外観で建っている。
警察の紋章と、横に停まっているパトカーがなければ、交番とはわからないな。

20160619TakaseS137s.jpg その横に、前日に電話問い合わせした「先斗町バイク駐車場」があった。
場所を覚えておきましょう。
『一時使用、1回24時間125cc以下250円、125cc超350円。月極125cc以下4500円、超6000円』
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