4/17・京都散策3 三十三間堂

左端の「風神像」まで堪能し、仏像の裏を通って戻ります。
ここにも創建からの資料満載で展示・掲示されています。

『正式には「蓮華王院」と言い、1164年鳥辺山麓(現・阿弥陀ヶ峰)の後白河法皇・院政庁「法住寺殿」の一面に平清盛が造営・寄進した。80年後に焼失したが、すぐに復興され1266年に再建された。その後室町・桃山・江戸・昭和と大修理されながら、700年間保存されている。長いお堂は、入母屋・本瓦葺の「総檜造り」で約120m。正面の柱間が33あることから「三十三間堂」と通称され、堂内に1001体の観音像が祀られる。見落としがちだが、境内南に通称「太閤塀」と呼ばれる築地塀と南大門は、豊臣秀吉ゆかりの
桃山期の気風にあふれた重文・建造物である』

堂内天井に飾られら絵馬は、弓道大会の優勝者からのものです。
どういう関係かな?と思っていたのですが、裏の謂れで分かりました。
「通し矢」として、境内西面の縁側の南から北に矢を射通す腕自慢会場になっていたそうです。
今は60m先の的を射る大会になっていますが、かつては何処にも当たらず通し矢出来た本
数を競う「惣一」腕比べだったようです。

御三家の尾張藩と紀州藩の対決が凄まじく、1669年尾張藩の星野勘左衛門が10542本中8000本を射通し、惣一となったそうです。
まだ余裕があったが、後世の達人のためにそこで止めたそうです。
20年後の1686年、紀州藩の少年・和佐大八郎が挑戦し、13053本中8133本通し、惣一のレコード更新したそうです。
ここにはレコードホルダー星野勘左衛門も同席しており、調子が落ち始めた和佐の記録達成のために途中で彼の左手を小刀で突いて出血させたそうです。
たちまち調子が良くなり、記録達成出来たそうです。

いい話じゃないか。
王貞治のシーズンホームラン数日本記録が破られないように、敬遠策を指示した長嶋茂雄監督とは大違いです。
矢から柱を守るために鉄板が張られ、刺さった矢の跡が今も残っているそうです。

高校生の団体さんがやってきたようで、謂れを読んでいる僕の後ろを足早に抜いていく。
中高生の年代には、「うわあ、凄いな」と見えるだけだよね。
私語も小さな声で、僕らが中高生の時よりずっとマナーが良いように思う。

外に出て、伽藍の全体を見ます。
細長いけど幅もそれなりにあり、巨大です。
瓦が綺麗に並び、配色はされていませんがとても綺麗です。

20160417KyotoS082s.jpg 『通し矢射場 江戸期、尾張・紀州両藩による通し矢「天下一」争奪戦は民衆の評判となる。縁側や柱・軒に残る鉄板は、雨あられと飛び来る矢からお堂を守るため、徳川三代将軍・家光が付加したものです。西縁の南端から北端に、一昼夜24時間、矢を射続ける「大矢数」は身命を駆けた壮絶な競技で、江戸時代を通じて約800人がこれに挑み、矢数も百万本に達する。毎年正月(15日に近い日曜日・無料公開)には、この古儀に因む弓道大会が行われ、全国から2000人が参加し、賑わう』

太閤塀も立派に遺っています。
『南大門と太閤塀(重要文化財・桃山時代) 南大門は、豊臣秀吉が1595年に造立した大仏殿方広寺(現国立博物館一帯)の南門として築いたもの。それに続く築地塀は、高さ5.3m・長さ92mの堂々たる建造物で、瓦に太閤桐の文様を用いることから「太閤塀」と通称され、ともに桃山気風にあふれた遺構です』

20160417KyotoS094s.jpg 鐘楼前の八重桜が満開で、中国人と思われる女性グループが写真に収めていました。
「蓮華王院」本堂も国宝指定されています。
20160417KyotoS102s.jpg 蟇股の彫刻は、一角鹿です。

20160417KyotoS104s.jpg 『夜泣泉 お堂創建の翌年1165年、堂僧が夢のお告げで発見した霊泉で、「いつも冷たく、美味しく飲んでもお腹を痛めず、汲んでも尽きず、汲まずとも余ることのない不思議な泉」と記されている。夜、水の湧きだす音が「すすり泣き」に似ていることから「夜泣泉」と言われるようになり、地蔵尊が奉られるようになった。幼児の「夜泣封じ」に功徳があるとされ、地蔵様の前掛けを持ち帰り子供の枕に敷けば夜泣が治るとされ、その御利益を求め参拝が続いている』

小学生団体さんが、ここで各班ごとに本堂をバックに記念撮影している。
制服に身を包んでいるので私立の小学校だろう。
4月という学年初めの時期なので、この旅・遠足で一気に和を深めようと言う作戦なのでしょう。
20160417KyotoS108s.jpg 朱門をバックに白人さんが、記念撮影している。
朱色の鮮やかな門が日本的に見えるのでしょう。
朱の鳥居が延々と並ぶ伏見稲荷の一番人気を合い通じるものがある。

9:21に、三十三間堂を後にしました。
そんなに長くいたつもりはなかったのだけれど、1時間20分も滞在してしまった。
面白かった。

9:36に大学正門着。
女子3人・男子2人を乗せ、10:09出発。
グネグネ山道が心配という女の子がいたので、三条通~山科~湖西道路コースで、10:40ハーバー着。


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