4/17・京都散策2 豊國神社~三十三間堂

社門・鳥居が神社には珍しく、西の鴨川方向を向いています。
我が家に勧請した三穂神社も、西向きにしました。
理由は、僕の先祖を祀る三穂神社の方角を拝しているからです。
但馬の元伊勢神社にも西向きの遥拝所があり、「まさか夕陽に拝していないよね」って謂れ板を読むと、神域の山を拝していました。

太陽信仰である神道のお宮が、東や南向きなのは当たり前で、西向き・北向きがあると理由に思いを巡らせます。
豊国神社の西向きはすぐにわかりました。
東の東山に秀吉の廟があるからです。
ここらには何度も来ているので、脳内俯瞰地図に、京都女子大の「女坂」を経て秀吉廟に繋がる廟全体を守護しているように浮かぶ。

唐破風の社門(国宝)は素晴らしく豪華で、門前にはひょうたん型の絵馬が千羽鶴のように縦に下がっている。
「豊國神社・神前結婚式」の案内がある。
日頃非開放の唐破風紋内部の式だろう。
ここの本殿での式は、希少価値がありそう。

唐門から見える拝殿・本殿ともに檜皮葺で、統一されて荘厳な感じがします。
20160417KyotoS039s.jpg 唐門は、彫刻が立派で威風堂々感がする。

問題の釣り鐘を見に行く。
20160417KyotoS046s.jpg 家康がいちゃもんをつけた文字の部分は、白線で囲まれ、鐘楼内には入れないが、遠目で文字が確認できます。
もし、家康があのタイミングで豊臣征伐しなければ、その後の日本史は大きく変わっていたでしょう。
大坂夏の陣で大坂城が焼失陥落し、秀頼が切腹した翌年に、家康が亡くなっています。
徳川二代将軍・秀忠より、秀吉の嫡男・秀頼の方が男振りが良く、器量も優っていたと言われる。
家康・秀頼会見が二条城で実現した時、家康はやばいと実感し、秀頼討伐を決心したという。
最後のタイミングだったといえ、家康の運の強さを感じる。

関西人としては豊臣を贔屓にするが、晩年自分を支えてくれた身内とも言える親族・武将や民間人に死を与え、嫡男秀頼に繋ぐことだけになった秀吉より、身内・配下武将・客将をも大事にした家康の方が、政権としては圧倒的に安定し、徳川時代の発展を見たと客観的に思う。

鐘の文字以上に目を引いたのが、鐘楼天井に描かれている絵でした。
羽衣の天女が舞う絵が多数はめ込まれ、ナイスでした。
現・方広寺は、その北にこじんまりと静まっていた。
稲荷社に寄り、満開の桜を激写。
拝観時間前なので入れないけど、宝物館を外から見る。

社務所により、「ひょうたんのお守り・700円」を授かる。
廟墓のことも含め、あれこれご教授願った。
家内と登ろうと思って断念した廟墓の階段は500段あるそうで、バイクで途中まで上がれるなどのショートカットはないとのこと。

方広寺の寺領は広く、南に隣接する現国立博物館、更に南に連接する三十三間堂を含め、三十三間堂の南に太閤塀という寺領の境が現存する。
徳川の世が終わり、当時の日本最強・明治天皇の勅使により再興された流れを聞いて、再び唐門へ。

20160417KyotoS067s.jpg 『豊国神社 豊臣秀吉を祀る神社で、「ホウコクさん」の名で親しまれている。
1598年63才で亡くなった秀吉の遺体は、遺命により東山の阿弥陀ヶ峯の中腹に葬られ、その麓(現在の豊國廟太閤垣)には、広壮豪華な廟社が造営された。後陽成天皇より正一位・豊国大明神の神号を賜り、1604年秀吉の7回忌に盛大な祭礼が行われた。豊臣氏の滅亡後、その廟社は徳川幕府により排祀されたが、明治13年1880、旧方広寺大仏殿跡に当たる当地に社殿が再建され、別格官幣社として復興された。明治31年1898には、荒廃していた廟墓も阿弥陀ヶ峯の頂上に再建された。正面の唐門(国宝)は、伏見城の遺構と伝えられ、二条城から南禅寺・金地院を経て、ここに移築されたもので、西本願寺、大徳寺唐門とともに、国宝三唐門の1つとされる。両側の石灯籠は、秀吉恩顧の大名が寄進したものである』

20160417KyotoS070s.jpg 7:51「三十三間堂」
車が2台だけで、8時開門時点で7人待っているだけでした。
拝観料600円。
下駄箱に靴を入れて、長辺がとても長い長方形の建物に入ります。

いきなり右端の雷神像(国宝)で、中央の本尊の巨像(中尊)の左右に1000体の千手観音像が並びます。
お顔や体躯が微妙に違います。
仏師の名がわかっているものもあるようで、作者札が立っています。
後方の千手観音を守るように二十八武衆像が並んでいます。

堂内が撮影禁止なのが残念ですが、それぞれの武衆などに説明板が設置されており、それらを読みながら堪能できました。
中尊前に近づくと、調度よいタイミングで僧侶のお経が始まり、僕を追い抜いていく拝観者がいるものの静かで雰囲気抜群です。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

main_line
main_line
プロフィール

のりまきターボ

Author:のりまきターボ
http://plaza.rakuten.co.jp
/norimakiturbo/
から引っ越してきました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR