4/3・奈良サイクリング 石光寺~高雄寺跡~當麻寺

曽々孫は、孫の子(曽孫)の子で、玄孫と同じ意味ですね。
當麻曼荼羅の糸がここで作られたのですね。
「母が拝めば子も拝む うしろ姿の美しさ」良い句です。

サルスベリの巨木が、異様な枝ぶりで迫力がある。
なんて写真を撮っていると家内が行方不明になりました。
仕方なく山門横の待合室で待つことにしました。

「花の寺」ということで、四季の花の写真が飾られています。
20160403KatsuraS039s.jpg 役行者の像が置かれ、『漢方の元祖さまです。陀羅尼薬・牡丹・芍薬、その他の薬用を作った場所です』とありました。
修験道の開祖・役行者が修行を始めたのが、葛城山を言われています。
葛城山系の二上山の麓にあるこの地で、各種薬用植物を栽培して庶民を助けていたのでしょう。
それが続き、中将姫の糸につながり、現在は「花の寺」となったのでしょう。
それで製薬会社から寄進があるのですね。

婦人薬「中将湯」で知られる漢方メーカー・ツムラの発祥は、中将姫を匿った津村家が、中将姫から教わった婦人薬を代々製造してきたことによります。
「中将湯」の命名が中将姫にあったのを、初めて知りました。

小さなお寺だったけど、これで大満足だ・・・と思っていたら、家内がやってきて、「裏が凄く大きいよ」って。
家内について裏に回ってみました。
20160403KatsuraS043s.jpg 「石光寺染寺塔跡地」の石碑の横に柱を支えた土台石がありました。
三段にくり抜かれ、柱の下に水が貯まるのを防いでいるようです。
『塔の大心礎 我が国では他に例を見ない三段のくりこみ基底部に3つの穴が並ぶ。穴は舎利を収めるためのもの。681年発願の薬師寺西塔の心柱の礎石と同じ手法ではないかと言われるが、基底部の穴が異なる。白鳳時代のもの』
舎利を収め、被災から守ろうとしたようです。

20160403KatsuraS059s.jpg アセビに似た小さな花が縦に連なって下がる木がかわいい。
「きぶし」という名だそうです。
牡丹で有名なお寺だそうですが、GWは牡丹目当てに大勢の観光客が押し寄せるのでしょう。
20160403KatsuraS076s.jpg オフ期間でゆっくり楽しめ、ラッキーでした。

9:30「高雄寺跡」
役行者によって開かれたそうです。
乳の出ない方や、耳の不自由な方にご利益がある。
乳を飲ませる絵馬があるというので、神仏習合時代の名残と思われる敷地内の厳島神社拝殿に入ってみた。
20160403KatsuraS086s.jpg 厳島神社らしい武者絵馬と翁媼絵馬ばかりで、授乳絵馬は見当たりませんでした。
20160403KatsuraS092s.jpg 
20160403KatsuraS095s.jpg 9:42「當麻寺奥の院」裏口
拝観料500円。
『當麻寺は、用明天皇第3皇子・麻呂子親王が、兄の聖徳太子の教により創建した寺で、中将姫の當麻曼荼羅・天平時代の東西両塔・日本最古の白鳳時代の梵鐘や石灯籠などで知られています。奥の院は、浄土宗総本山・知恩院の「奥之院」として建立された寺で、「往生院」と呼ばれていました』
當麻寺の奥の院ではなく、遠く京都知恩院の奥の院とはびっくりです。

拝観料は、奥の院と當麻寺間の事務所で払うようで、「こちらです」と呼んでいます。
20160403KatsuraS111s.jpg 「浄土庭園」は、満開のソメイヨシノと枝垂れ桜が咲き誇っています。
三脚で素人写真家が撮っています。
20160403KatsuraS114s.jpg 重文・江戸時代「奥の院楼門」と2色の枝垂れ桜が絵になります。
吉野など桜の名所は、凄い観光客なのでしょうが、人混みの苦手な僕には人を見に行くようなものに感じます。
20160403KatsuraS134s.jpg 土曜の夜も、家内と近所の公園を夜桜見物しましたが、静かにゆったり花を愛でたい。

20160403KatsuraS144s.jpg 當麻寺の方へ下る。
2棟の多宝塔がある感じの良い寺院です。
20160403KatsuraS108s.jpg 奥の院から眺めるのが一番良い眺めかな。
本堂に「参拝受付」と書かれていたので入ってみる。
拝観料500円。

20160403KatsuraS148s.jpg 国宝の本堂は、奈良形式の素朴な屋根形状で京都のそれのような迫力・魅力には欠けるが、安定感がある。
その中に中将姫が織ったという国宝の本尊「當麻曼荼羅」が、これまた国宝の厨子(天平時代)に収められている。
曼荼羅前に座って、説明の音声に耳を傾けながら眺める。
長い間戦災に遭わずに守られてきたものだ。
ありがたい。

20160403KatsuraS155s.jpg そこを出ると、「講堂」前に係の方が立っており、「こちらです」と誘導される。
藤原時代の丈六の「阿弥陀如来坐像」が鎮座され、また音声案内に聞き入る。
藤原時代という大昔からの仏像なのに金色に輝く金箔が健在なので、出るときに係の方に聞いてみました。
金箔も当時のものとのことだったので、「じゃあ叩きがけもしていないのですね」と問うと、「叩きをかけると、金箔は落ちちゃいますからね」と当然のように答えられました。
東大寺の大仏も、年末恒例の掃除をしなければ、再建・鋳造された当初の金色に輝く姿を今に伝えていただろうにな・・・。

そこを出ると、今度は「金堂」から呼ばれます。
20160403KatsuraS162s.jpg どうやら拝観料は3つの伽藍を拝観できるものだったようです。
国宝・弥勒菩薩坐像と四天王(2つは修復中でおられず)像が鎮座されていました。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

main_line
main_line
プロフィール

のりまきターボ

Author:のりまきターボ
http://plaza.rakuten.co.jp
/norimakiturbo/
から引っ越してきました。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR