2/28・南河内史跡ツーリング8 誉田八幡宮・白鳥神社・白鳥陵墓

15:42、「誉田八幡宮」
祭神は、応神天皇・仲哀天皇・神功皇后の親子です。

『欽明天皇が、応神天皇陵前に営んだ社を、後冷泉天皇の頃(1045~68)に南に109m離れた現在地に移した。鎌倉・室町時代は、源氏の氏神・八幡神を祀る社として幕府の保護を受け興隆したが、戦国期に兵火にあった。その後豊臣氏からの寄進や江戸幕府の庇護を受け、参詣の人で賑わうようになった。源頼朝の寄進を伝えられる神輿や、丸山古墳出土の鞍金具など国宝、重文の「神功皇后縁起」など多数の社宝を持つ』

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六文銭の幟が風になびき、「誉田林古戦場」の石碑が立っている。
『誉田八幡宮付近は、戦略上の要衝であったため再三戦の舞台となった。南北朝初期には、北朝方・細川兄弟の軍と、南朝方・楠木正行軍の間で合戦が行われ、室町中期には畠山政長と義就の間で再三誉田合戦が行われた。1504年に畠山稙長と義英との合戦後の和議が「社前の盟約」が、ここで結ばれた。大坂夏の陣の時は、薄田隼人がこの境内に陣を置き、この地より出撃して道明寺付近で討ち死した』

「姫侍稲荷社」という摂社がある。
戦陣に侍として参加した女将を祀っているのだろう。
『誉田八幡宮拝殿 当面する入母屋瓦葺間口11間・奥行3間の組長い木造建築で、唐破風造りで蛇腹天井となっている。1606年、豊臣秀頼が片桐且元に任じて再建させたものですが、完成間近に大坂の役が始まり8割方出来上がったまま放置されていた。その後徳川家光が完成させた。この拝殿は天井が張られていないので、木組のありさまが観察できる。徳川家によって最後の仕上げをされたので、三つ葉葵の定紋が付けられている』

横に細長い拝殿で、他にあまり見ない。
落ち着いた立派な外観です。
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右近の橘・左近の桜は囲いで守られ、敷藁されて寒気からも守られていた。
拝殿で毎度のお願いをした。
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玉砂利庭を隔てた本殿はかなり立派で格式を感じる。

「誉田」の地名は、大和朝廷の最盛期を治めた「応神天皇」の別名・誉田別尊から来ている。
応神天皇陵墓がある地だから、「誉田」。母親の神功皇后が遠征隊を率いて三韓征伐した往路と復路に対馬に寄り、多くの旗を立てた。
遠征終了後、九州に戻り妊娠中だった応神天皇が産まれ、産屋にも多くの旗を立てた。
「八」は「八百万の神」と表現されるように、「たくさん・いっぱい」という意味があり、「幡」は「旗」の意味を含む。
神宮皇后軍の大勝利の代名詞が、「八幡」となり、九州の「宇佐八幡宮」が八幡社の祖です。

後の世、朝廷の軍事貴族で軍を組織した「清和源氏」が、その祖「清和天皇」が宇佐八幡を信心し、京の都の要衝の地・天王山からの湧水の地に「石清水八幡宮」を勧進した。
その後、対岸の要衝の地「男山」山頂に岩清水八幡宮を移した。
その石清水八幡宮で産湯を使ったという源氏大躍進の中興の祖「八幡太郎義家」にあやかろうと、源氏の氏神=八幡様という構図になった。

ここ「誉田」は、大和盆地と大阪湾を結ぶ要衝の地ということもあるが、「戦の勝利の神様=八幡様=応神天皇=誉田」という構図から、ここに陣を置く・置こうとした武将が多かったからじゃないかな?と脳内想像しています。
こういう歴史ロマンの想像が、たまらなく楽しい。
地名に秘められた歴史を、将来の歴史好きに残すためにも、地名を変えないで次の世代に伝えて欲しい。

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16:07、「白鳥神社」
拝殿に武将の絵馬がかかり、大きめの榊の枝が立てられ、白鳥神社の提灯がいい感じです。
素盞鳴尊と共に古代史のスーパーヒーローのもう一方の看板・ヤマトタケルは、12代景行天皇の子として生まれた皇子ですが、西に東に大和朝廷に敵対する豪族を打ち破り、ついに伊吹山の豪族との戦で深手を負い、伊勢で亡くなった。
白鳥になって舞い上がり、ここ河内に下り陵を作った。

その後、再び天高く飛び立った。
天皇でない皇子という身で、陵墓に指定されているのは、ヤマトタケルだけだったと記憶している。
軍事的行動で、大和朝廷の基礎を作ったヒーローなので、別格の扱いなのでしょう。
その子が14代仲哀天皇で、その子が15代応神天皇と続く。

白鳥陵の近くの白鳥神社だから、めぼしいものがあるかと思ったが、そうでもなかった。
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売店どころか、社務所さえもなく意外だった。

16:19、「白鳥陵」
ヤマトタケルの陵墓。
16:25、「清寧天皇陵」
16:30、「安閑天皇陵」
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