1/17・紀州湯浅城址~鳥屋城址

素晴らしい整備状況を話すと、この方が中心になって3年前から整備を始めたそうで、材料費は県持ちだけど、その他はみんな個人持ちボランティアで仲間を募ってやってるそうです。
全国湯浅会というのがあり、発祥の地・湯浅に集まるそうです。
メンバーが一番多いのが千葉県で、江戸に樽廻船で送っていた湯浅醤油を、より大消費地に近い千葉で生産しようと、多くの湯浅さんが移住したそうです。

今でこそ、「東京から日本で一番遠い和歌山県」等と言われていますが、道路や鉄道・飛行機のなかった時代は、海上交通が効率よく重要だったので、中国~琉球~薩摩~紀伊半島の海の道がありました。
種子島に鉄砲が伝わった翌年には、雑賀(現在の和歌山市)で鉄砲製造が始まり、雑賀鉄砲隊として傭兵軍団が誕生した裏に、雑賀の貿易商人が種子島に常駐していた経緯があります。
種子島に最初に伝わった2丁の鉄砲のうちの1丁を雑賀に持ち帰ったのも、雑賀の貿易商人です。

僕の中世の山城好きの話から、「うちの母方の本家が山城持ちで、書生さんの家が山内に点在し、学費を出して留学させ自分の会社に入れて・・・」なんて話すと、「竹中工務店も和歌山で奨学金を・・・」なんて話をされました。
僕が通った関西学院は、中高大・ヨット部艇庫まで竹中工務店ですと話すと、「関学のこと?うちの嫁さんも、神戸海星女子から関学に入り・・・」・・・「僕の嫁さんも関学です」と。

なんてどんどん話が盛り上がり、「うちに来ないか」と誘われました。
ご主人の車に乗せてもらい、突然の訪問になりました。
奥様は、さすがお嬢様学校の神戸海星出身だけあり、かなりお綺麗な方で町内でも目立った女性だったと思われる。

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今でも同窓会で交流のある幼稚園の同級生が2人神戸海星出身で、中高大の同級生も2人神戸海星に奉職しています。
うち1人は大学ヨット部の同期です。
縁を感じます。
僕の電話に応対していただいたのは、この奥様ですね。

僕を信用していただいたのか、所蔵の福沢諭吉や陸奥宗光の自筆の手紙などを見せてくれた。
TVでは、白い手袋をはめて大切に扱う品なのに、手に取らせてもらいました。
こんな有名人の手紙を触ったのは初めてです。

家内と湯浅町市街地を巡った時目にした、軒先展示は旦那さんが作ったそうです。
おもちゃ博物館も、旦那さんが集めたもの。
デザイン展で表彰されたそうです。
城址の案内板は奥さんの手書きで、ガーデニングで賞を取られたこともあるそうなので、樹木名板も奥さんが書かれたのでしょう。

「山城を訪ねてくる方は、週に数人ですか?」と聞くと、「この正月は、1日に3回も電話が入りびっくりした」そうです。
城址研究者に、「前回は藪漕ぎして上がったんだ」と整備を感謝されたこともあるのだとか。
歴女ブームで、問い合わせが増えてきたそうです。
まあ、知れてるだろうけどね。

僕が山城の話をしても、食いついてくる方は皆無です。
脳内知識を披露できるのは家内だけで、迂闊に喋ると「怪しい人」というレッテルを貼られます。

「お昼まだでしょう?」っと奥様に言われ、お昼までごちそうになりました。
湯浅港で買ってきた鯖を使った鯖寿司で、市販のものより保存しなくていいので酢の味が薄めでとても美味しく、ぺろりと10ほど食べちゃいました。
わかめのお吸い物も上品で、突然の来客に、ちょちょいとこのような料理屋さんのメニューとしても十分通用するものを出す、この家の凄さを感じちゃいました。

話が尽きず、14:30禁煙札設置作業のお仲間さんが来られて、御暇することになりました。
垣内貞著「湯浅氏と湯浅町」、CD「湯浅城跡・久遠の森づくり」まで頂いちゃいました。
歴史話が出来、湯浅と湯浅氏・湯浅城の歴史を地元の方から聞くことが出来、貴重な体験でした。
これだから1人旅は良いです。

バイクに戻り、バイク装束を着て出発。
R42~r179~R424で、15:03・「金屋中学」裏の「鳥屋城山遊歩道」入口到着。

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ここに向かいながら、「ああ、あの山だろう」と鳥屋城址のある山がわかりました。
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ここからも手前の中学のグラウンド越しに有田の海が見えます。
標高80mで、山城は300なので、比高200mオーバーです。
湯浅氏の支城ですが、往復1時間コースで足りるのかな?
日没までに降りて来ないと危険なので、タイムリミットは1時間半です。
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No title

いい旅をなさってますね!すばらしい。
人との出会いほど旅がドラマチックになる要因はないですものね。
私なんか湯浅城と聞くと、あの国民宿舎を頭に浮かべるので・・・アホの極致。とほほ。

No title

かめはめはさん
ソロで走ることが多いので、時々素敵な出会いがあります。
グループではグループの、ソロではソロの、楽しみがありますね。

国民宿舎・湯浅城をご存知とは凄い。僕は全く知りませんでした。
「何だ、あの城は?」って、ビックリしました。
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