12/13・陵墓・児子神社・三ノ宮神社

たわわに成った橘を見ながら、美味しそうだけどなあ~なんて思いました。
大枝神社から続くのであろう竹林に上がってきて、更に石段を上ると天皇家定番の鳥居・玉垣一式の陵墓が見えてきました。
どうやらこの竹林はヒヨドリのねぐらだったようで、ヒヨドリの鳴き声が姦しい。
もう少し登って混生林になると、その他の野鳥も混じり、12月としては異例の野鳥の賑やな歓迎を受けました。

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「光仁天皇・皇后・高野新笠大枝陵」
桓武天皇の父親・光仁天皇の皇后は、高野新笠という方だったのですね。
確かこの方は出自身分が低いので正室ではなかったはずです。
天智天皇(中大兄皇子)と藤原鎌足(中臣鎌足)がクーデターを起こして、豪族に権力が移っていたのを天皇親政の本来の姿に戻しましたが、その子と弟の天武天皇との争い(壬申の乱)に敗れて、天武天皇系がその後の天皇位相続するようになりました。
47孝謙天皇・48称徳天皇として位に付いた女帝が色香に迷い僧・道鏡に天皇位を譲る寸前まで行ってしまい、天智天皇系の49光仁天皇に戻った。

まだまだ混乱があったようで、皇太子された正室の子や母親が暗殺されたりして、50代桓武天皇に位がまわってきた経過があります。
だからこの母親も、后から皇后に位が変わったはず。
奈良・平城宮の仏教勢力の介入を避けるためもあり、母親の故郷である京都に遷都しました。
これまた外来の豪族・秦氏の勢力下にあった京都盆地に移したのは、古来のしがらみを一度断ちたかったのかもしれません。
そんなこんなを考えながら陵墓を見て、帰ろうと思って東を見ると、手前の低山の向こうに、京都市街地が見えていました。

バイクに戻り、またR9まで旧山陰道を西進し、再び沓掛から旧街道に戻り、T字路交差点から東は両方向通行可なの
で、東進します。
9:31、「児子神社」
大枝神社の謂れ板に書かれていたので訪問しました。
『塚原宮田にあり、祭神は児子多国御魂神。聖徳太子の幼児の像が祀られてあるので児子神社と呼ばれている。一節には「茨田(うわた)神社跡」と言われる。大枝の地が宇波多と言われているところから来たと思われる。茨田神社とは河川工事に功績のあった茨田氏を奉祀した神社で、延喜式神名帳にかかげる「乙邦茨田神社」で、その所在地が明らかでないところからのものであろう。明治6年、村社に公定される』

ここもコンクリート覆屋&鉄の扉で風情がない。
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境内の楓が見事に色づいていた。
ここの境内横にも竹林がありますが、いかにも畑という感じで、等間隔に竹が店に向かって伸び、その間の土は綺麗に下草が刈られています。
たけのこ畑でしょう。

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9:40、「三ノ宮神社」
参道を歩いていると、途中に、「宇波田陵道敷地」と書かれた石柱が立っていた。
そこから枝道が伸びていた。
境内中央の境内舞台には藁が積み上げられ水筒が置かれていた。
正月を迎えるために、作業中なのかもしれません。
瓦屋根の覆屋に「三ノ宮大明神」と下がっていた。

いずれかの天皇の三ノ宮を祀る神社と思い、謂れを読みたいと思っていたが、謂れ板がありませんでした。
西を見ると石敷きの階段道が登っています。
苔が覆いいい感じです。

それを登って行くと、西に広がる竹畑を見下ろす感じになります。
20151213KyotoS069s.jpg
等間隔に並んだ竹の間の地面が藁で覆われています。
さっきの藁は、これに使うようです。
冬の寒さで竹の地下茎が傷まないようにする配慮かもしれません。
地面が均等に藁色に渋い白色で、水はけを良くするためか適当に掘りが切られています。
たけのこ栽培も奥が深そうです。

「淳和天皇・御母・贈皇太后宇波田陵」
53淳和天皇は、桓武天皇の子です。
51平成天皇・52嵯峨天皇に続き、3人の皇子が天皇位についています。
石柱に書かれた贈皇太后というのは誰かな?と思ったら、宮内庁名の謂れ板に「桓武天皇夫人・贈皇太后旅子・宇波田陵と書かれていたので、藤原旅子さんのようです。

後日調べたら、息子の淳和天皇が天皇位につく前に亡くなっており、死後に皇太后の位を贈られたようです。
本来の皇太后位は、皇后を経てなります。
生前は后のままだったようです。
藤原旅子って、僕でも知ってた名前の方だったのに、皇后でなかったんだとビックリ。

首塚大明神・大枝神社・島原 3/4
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