サンタさんの季節 1/2

12月に入り、短いスクーター通勤の間にも、電飾されたクリスマスツリーや、そりに乗ったサンタさんがキラキラ光って壁を登ってる家が楽しませてくれます。
僕も、息子たちが小学生の頃から、2Fベランダをピカピカ輝かせたり、玄関に電飾サンタさんをぶら下げたりしていました。
電飾サンタさんは、今でも現役ですし、ご近所には、話題になるほどデコレートされた家があります。

「日本人は、仏教式葬式をして、クリスマスで大騒ぎしながら、お正月は初詣をする」節操の無さ・・・なんて言われる方がいますが、日本古来の神道が八百万の神を祀る文化だから、新たな神様もどんどん取り入れ日本化しちゃう本来の姿だと思っています。

8才の少女バージニアさんが新聞社「ザ・サン」に出した有名な手紙があります。
『おともだちの中に、サンタ・クロースなんかいないっていう子がいるのです。
パパはこう言いました。『「ザ・サン」にそう書いてあればそうだろう。』
どうか本当のことを教えてください。サンタさんはいるのですか。』

これに対し、1897/9/21「ザ・サン」に載った有名な社説がこれです。
『バージニア、あなたの友達はまちがっています。
その子たちは疑い深い時代の疑いに影響されているのです。その子たちは見えるものしか信じないのです。その小さな心で分からないことは存在しないと思うのです。
バージニア、おとなの心も、子供の心もちっぽけなものです。
この大きな宇宙のなかにあって、人間はほんの虫けらか、アリンコのようなものです。
まわりの果てしない世界にくらべれば、その知恵においても、また真理や知識の全体をつかみとる知性においてもそうなのです。

そうです。バージニア、サンタクロスはいるのです。
人を愛し、許し、つくすことがあるように確かにサンタはいるのです。
このようなものは、生活を美しく、楽しいものにしてくれますね。
ねえ、もし、サンタクロースがいなかったら、世界はつまらないものでしょうね。
バージニアって子がひとりもいないのと同じくらい、つまらないでしょう。
そうなれば、子供らしい信仰も詩も、ロマンスもなくなって、この世はがまんならないものになるでしょう。
目にみえるものや感じられるもの以外の喜びはなくなるでしょう。
子供時代に世界に満ちている光は消えてしまうでしょう。

サンタクロースを信じないって!妖精を信じないようなものですよ。
パパにたのんで、人を雇い、クリスマスイブにサンタクロースをつかまえるために煙突という煙突を見張ってもいいですよ。
でも、サンタが降りてくるのがみえないからといってそれがなんの証拠になるでしょう。
だれもサンタさんをみた人はいませんがだからといって、サンタがいないってことにはならなのです。
この世でもっとも真実なことは、おとなにも子供にもみえないのです。
バージニアちゃんは、妖精が芝生のうえで踊っているのをみたことがありますか?もちろん、ないでしょう。
だからといって、そこにいないという証拠にはならないのです。
この世のなかでみえないもの、みえることができない不思議なことのすべてをだれもが考えついたり想像したりできるわけではないのです。

赤ちゃんのガラガラを破って、なかで音を作っているものをみることはできます。
でもみえない世界をおおっているベールがあって、これはどんなに強い人でもまたそんな人が何人ちからをあわせても引き裂くことができないのです。
信じること、詩、愛、ロマンスだけが、そのカーテンを引いて、そのむこうにある素晴らしく美しいもの、輝きをみることができ、描くことができるのです。これはみんな本当でしょう。
ねえ、バージニア、この世のすべてにおいて、なにもかもが本当でそして永遠なのです。

サンタクロースがいないなんて!なんてことでしょう!サンタはいますし、永遠に生き続けます。
これから千年間も、いや、バージニア、一万年の十倍も子供のこころを喜ばせ続けるでしょうよ』

僕はこのDVDを持っており、毎年12月になると観てしまいます。
34丁目の奇跡
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