11/1・飛鳥寺

15:03、「飛鳥寺」
日本で最初に造られたお寺です。
『飛鳥大仏・開眼1400年 推古天皇13年(605)日本最古の金銅丈6釈迦如来像の造立が発願され、609年に開眼供養されてから1400年目にあたります。中世の火災により損傷されているものの、今以って元の位置に端座し給う、日本の歴史的尊像であります』

『遠路ようこそ飛鳥寺へ 現在の本堂は、古の中金堂の位置に相当し、本尊飛鳥大仏は1390有余年間そのまま座したもう奇跡の存在といえよう。平安朝までは膨張し、中世以降天災地変・自然崩壊のため境内は1/20に縮小された。
聖徳太子は、橘の藁小屋で生まれ、大陸の先生に先進国の学問を受け、国民の守るべき17条憲法を示されたのが、この本尊に誓ってのことである。蘇我馬子が決戦の暁、強引に飛鳥寺に着手したことは、必然的に飛鳥文化の扉を開ける約束にもなった。すなわち国家数千年の大系を果たし得た。仏法最初という寺の幾つかある中、シルクロードの終点と言われる寺の幾つかある中で、飛鳥寺こそその終点であり、日本の起点になったことは疑いなき事実である。太子の師恵慈がこの寺に住んだ。大化の改新はもちろん、奈良朝然り、各宗の母胎揺籃の地になったこと。また世界に誇る万葉文学の源の地ともいえよう』

聖徳太子第11番霊場。
ここの鬼瓦も優しいお顔です。
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堂内に入り飛鳥大仏を拝見していると、説明が始まりました。
火災でお堂が焼けた時も黒ずんだが焼け残り、村人が屋根を作って痛まないように守り、今に至るそうです。
大仏さんはお堂の正面を向いておらず、太子が生まれた橘寺の方を向いているそうです。
お顔は左右の目と唇が対称ではなく、左から見れば微笑んでいるように見える。
現在一般的に「飛鳥寺」と呼ばれるが、「法興寺」とも「元興寺」とも「安居院」(あんごいん)とも呼ばれる。
奈良時代になり都が平城宮に移ると、この「元興寺」も興福寺の南に移転した。
でもこの元の元興寺にも飛鳥大仏とともに寺院が残り、今に至っている。

飛鳥大仏は、右に阿弥陀如来、左に聖徳太子の像を配し、この日本最古の仏像は全て撮影可でびっくりした。
他の寺院も「保存を損なうフラッシュ不可」ぐらいで、本尊の撮影を許可して欲しいものです。
日本に写真が入って来た時に日本人が感じた「魂を抜かれる」的な発想を未だに続けているように思う。

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聖徳太子像
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蹴鞠

「蘇我入鹿の首塚 西80m」の案内板に誘われて、首塚を観に行った。
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五輪塔がポツンと立っていた。
日本古来の神道を中心に国を建てようとした物部氏に、大陸から入って来た新宗教・仏教を土台にしようとした蘇我氏が対抗し、聖徳太子(母は蘇我氏)の軍事的活躍もあり、大阪の上本町台地にあったという物部氏の本拠地を攻め滅ぼした。

この勝利で朝廷の実権を握った蘇我氏だったが、中大兄皇子・中臣鎌足のクーデター「大化の改新」により、藤原氏にその実権が移っていった。
この時誅殺されたのが、実力者・蘇我入鹿です。
その首塚が蘇我氏由縁のこの寺の元境内にあるということは、誅殺後蘇我氏に入鹿の首が返されたということのようです。

首塚の南隣の地が発掘調査中でした。
案内板を見ると、「飛鳥寺西方遺跡」と銘打たれ、大化の改新前に中大兄皇子と中臣鎌足が蹴鞠を通じて出会った場所と推定されると書かれていた。
元の飛鳥寺境内内だったのかもしれない。

『飛鳥寺縁起 588年蘇我馬子が創立した日本最初の本格的寺院であり、寺名を法興寺・元興寺・飛鳥寺(現在は安居院)とも呼んだ。本尊飛鳥大仏(釈迦如来)は、605年天皇が勅願して鞍作鳥仏師に造らせた日本最古の仏像である。旧伽藍は887年と1196年に焼失し、室町以降は荒廃したが、1632年と1826年に再建され、今日に至っている。現在は真言宗豊山派に属し、新西国第9番・聖徳太子第11番の霊場でもある』

飛鳥寺の直ぐ西に、「甘樫の丘」があった。
古代史物語で、良く出てくる。
蘇我氏全盛の頃、蘇我蝦夷・入鹿親子がここに邸宅を構え、明日香に睨みを利かせていたのが十分に伺える位置にあった。
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