10/18・琵琶湖北岸~若狭歴史探索ツーリング その3

『若狭彦神社は、若狭彦神社(上社)と若狭姫神社(下社)に分かれています。当社は下社にして、上社より6年後・721年鎮座です。奈良東大寺二月堂のお水取りで名高い遠敷明神は、当社のことです』
遠敷神社の銘板も下がっていました。
境内に入ると、落ち着いた素晴らしい雰囲気です。

『若狭姫神社のご神徳・安産育児 ・・・正常なお産は妊娠してから280日、すなわち9ヶ月10日、また十月十日(10ヶ月目の10日)と言われます。この9月10日・10月10日が、当社の秋の大祭日です。当社境内に、豊玉姫の妹神・玉依媛命が祀られており、豊玉姫の御子が生まれるとすぐに乳母となり、立派に教育しました。この境内社の前に、銀杏の大木があります。枝下に豊満な乳房の如き形の瘤が垂れ下がっていることから、乳の木と称して、母乳少き人々が祈願を込めれば豊かなお乳が授かると伝えられ、信仰を集めています』

拝殿奥の本殿前の大杉も立派な大木で、「千年杉」と書かれていました。
長男のお嫁さんが第二子を身ごもっているので、お賽銭を弾んでお祈りしました。
くたびれているので現役ではなさそうですが、能舞台もありました。
定番の松が奥に描かれ、過日は多くの村人を集めて興行していたのでしょう。

15:09、「若狭彦神社」。
鳥居から神門も拝殿も見えません。
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鳥居をくぐり参道を歩いて行くと、左右に大杉が立っていました。
『若狭彦神社・二の鳥居と考えられ、このように並び立つ杉を、夫婦杉と讃えている神社もある』

立派な山門がありました。
建築様式は、下社同様でした。
山門をくぐると、拝殿&塀に囲まれた大きな本殿がありました。
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檜皮葺の屋根が剥がれており、趣があるというより、早く直さなきゃって感じです。

こちらの祭神は、予想通り山幸彦命でしたが、本殿の鰹木10本・千木水平斬りで女神を祀っているかの如くでした。
若狭は例外が多いのかも?
神門を出ると、入る時は気付かなかった根本地上2mで二股に別れる夫婦杉がありました。

バイクに戻り、更に奥に入ります。
15:25・「神宮寺」。
『天台宗 元明天皇の714年、若狭彦社の祝部和朝臣赤磨(法名・滑元)の開創。神仏両道の寺。鎌倉時代に至り、若狭彦神社の別当寺となり、鎌倉将軍祈祷寺の七大寺に加えられ、7堂25坊に栄えたが、戦国時代末若狭守護職・武田元明をかくまい、秀吉に寺領を奪われ衰微した。重文:本堂・仁王門・男神像・女神像』

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歩いて山門まで行きましたが、拝観料が必要でパスしちゃいました。
ここは、東大寺二月堂の「お水取り」に対して、「お水送り」をするお寺で、閼伽井に相当するお水送りの井戸もあるので、帰路見ておきたかったと悔いました。
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日が傾き始め、守護武田氏居城の山頂までの往復がどれぐらい時間がかかるか不明だったので、山中での日没を危ぶみました。
ここは、若狭武田氏の祈願所で、最後の守護を蟄居した寺でもある。

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更に県道を奥に進み、15:35・「鵜の瀬」到着。
『天平の昔、若狭神願寺(神宮寺)から奈良東大寺にゆかれた印度僧・実忠和尚が大仏開眼供養を指導後、753年「二月堂」を創建し、修二会を始められた。その2月初日、全国の神々を招待され、すべての神々が参列されたのに、若狭の遠敷明神(彦姫神)のみは見えず、ようやく2月12日夜中1時過ぎに参列された。それは川漁に時を忘れたから。そのお詫びも兼ねて、若狭より二月堂の本尊へお香水の閼伽水を送る約束をされた。
その時、二月堂の下の地中から白と黒の鵜が飛び出て、その穴から泉が湧きでた。それを若狭井と名付け、その泉を汲む行事が始まり、それが「お水取り」です。
その若狭井の水源が、この「鵜の瀬」の水中洞穴で、その穴から鵜が奈良まで潜っていったと伝える。この伝説信仰から、地元では毎年3月2日夜、この淵へ根来八幡の神人と神宮寺僧が神仏混交の「お水送り」行事を行う習いがある』

遠敷川の瀬に降りてみると、とても綺麗な水が流れ、瀬というほどの深みも無く、小さな子連れで川水浴するのに調度良い浅瀬だった。
『この付近一帯 水辺にかけては鵜の瀬の中央 若狭一の宮の神域なり 開発・占用・尊厳を損なうことを禁ず 若狭一の宮境外末社・鵜の瀬大神・椿群生林・白石神社 南(上流)へ100m・鵜の瀬橋を渡る』
こうやって日本人は、貴重な水源への人の出入りを制限し、守り子孫に伝えてきた。
日本の神道・神社信仰は、自然崇拝であり、自然を恐れることで自然保護につなげていたのだと思う。

琵琶湖東海岸~若狭歴史ツーリング 6/7
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