10/11・奈良史跡探索ツーリング その2

ちょっと迷いながら、10:56・「称徳天皇稜」。
この48代天皇は、46代「孝謙天皇」として一度天皇になっており、返り咲きの女性天皇です。
父親が、奈良東大寺・涅槃大仏を建立した聖武天皇で、母親が史上初めて藤原氏から皇后に入った光明皇后です。
光明皇后も、聖武天皇の意思を継ぎ、素晴らしい国の運営をしましたが、この称徳天皇は、僧・弓削道鏡を重用するあまり、ついには天皇と血のつながりのない道鏡に皇位を譲ろうとさえした。
ここで登場するのが、僕の好きな和気清麻呂で、宇佐八幡宮に出張し道鏡の悪巧みを見事を砕きました。

女系天皇を出さないために、女帝は子を宿すことがないよう女性の喜びを制限されるので、その欲求不満に道鏡が付け入ったものと想像します。
女性天皇が子を産むと、我が子を天皇にしたいという願望に結びついて、おかしなことになる。
ここで天武天皇系から皇統が切れ、天智天皇系に戻り今に続いています。

この前例に懲りたのか、江戸時代まで女性が天皇になることはありませんでした。
世界には、ロイヤルの称号で呼ばれる家はいろいろありますが、イギリス王室でも現エリザベス女王の皇位第一継承者が長男のチャールズ皇太子であるように、染色体レベルでY染色体がつながっていない。
女系天皇を許すと、世界に冠たる天皇家の血統が、世界標準レベルになってしまう。

「世界一でないとダメなのですか?」
「はい、それを目指さないと世界2番も怪しくなります」
僕の日本人に生まれた誇りは、素晴らしい天皇家を古来より守り続けてきた民族だということにもあります。

ウロウロしてやっと「歴史の道」に入ることが出来、11:06・お隣の「成務天皇陵」。
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更にお隣の「日葉酢媛命稜」。
3つ並ぶ天皇家の陵墓ですが、日葉酢媛命稜が周囲の水堀も幅広で、最も手入れされているように見えました。
日葉酢媛命は、11代「垂仁天皇」の皇后で、12代景行天皇と倭姫命の母親です。

倭姫命は、天照大神を伊勢に移動させ、生涯そのお世話をし祀り続けた最初の斎宮です。
その後、この重要な役割を皇女がするようになり、穢れを知らぬ生娘の時に、先代斎宮を引き継ぐようになる。
僕のルーツ・美作菅家党に続く「野見宿禰」を見出した垂仁天皇の后でもあり、何となく誇らしく思いました。
皇后でありながらこのような立派な天皇を凌ぐ陵墓を構え、維持されているということは、如何に大和朝廷の土台を整備した功績
がこの時代の天皇家にあったかを物語っているように思います。

南隣の「佐紀神社」も、秋祭りなのか大人たちが集まっていました。
暑くなったので、フィッシングスーツのジャケットを脱ぐ。
20151011NaraS053s.jpg
更に「歴史の道」を南下すると、お神輿行列に遭遇し、そして平城宮跡が見えてきました。

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r104に出て東進し、1週間前に案内板を見過ごし訪問できなかった「多聞城址」に、11:46到着。
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「奈良市立・若草中学校」として使われていますが、正門前から勾配を登り、正門を入ればすぐに、長階段で曲輪を上がっています。
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振り返れば、興福寺の五重塔が正面に見え、左手には東大寺大仏殿の大伽藍が、若草山を背景に見通せます。
中学校なので、正門少々しか中に入りませんでしたが、ここでこの景色なら、松永久秀が南都勢力に睨みをきかせるのには十分です。
大和国・守護の興福寺大衆も、蛇に睨まれたネズミのようだったのではないだろうか?
城作りの才もそうですが、戦国の三大梟雄としてヒール役と捉えられている松永久秀ですが、京都の浮浪児上がりという秀吉に似た境遇からの立身出世物語であり、才能は傑出しているように思う。

空腹感を覚えてきたので、適当なお店を探しながら、R169を南下します。
次の目的地は、「龍王山」山頂にある龍王山山城です。
もうすぐ「天理IC」に着いちゃうと更に空腹感を覚えてきた時に、「うどん・そば」の看板を見つけ入店しました。
「天ぷらうどん」を頂きました。
お安めのお値段なので、職人さんが軽トラで3台も入ってきました。
地元の方に愛されているお店のようです。

「西名阪道・天理IC」の交差点を東に入ります。
名阪国道に乗るのではなく、r192を進みます。
名阪国道は、奈良盆地の東の山塊で、大きくコの字に曲がって走ります。
四角の残り一辺を走る方が、圧倒的に近道なのに、不思議です。

その一辺には、r192が走っています。
これを探索します・・・GO!

民家があるとこは適当な広さがありましたが、民家が途切れると山道・沢道になり、四輪離合不能です。
時々クラクションを鳴らしながら、ゆっくり走ります。
「廃道化部分があるかも?」と覚悟していましたが、そこまで酷いところはありませんでした。

奈良史跡探索ツーリング 2/5
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