7/26・千町段ヶ峰林道・千町峠

R29をさらに北上し、r6~r39で「福知渓谷」を遡ります。
この渓谷は、いつも砥峰高原から下りばかりで、初めて遡ります。
単に逆方向から走っているだけなのに、渓谷の表情が違って見えます。
見えなかった小さな滝にも気づきます。

7:15・「おとせ岩・水すべり場」
20150726UmiS031s.jpg
岩の滑り台かと探したけど、それらしき岩が見つかりません。
小さな滝の岩はゴツゴツして、滑ったらお尻が痛そう。
20150726UmiS032s.jpg
上流遥か上に見える山は陽光を受け輝いています。
林道からの景色が期待できそう。

7:25、「千町段ヶ峰林道」起点。
福山に再上陸し北上していった台風による通行止めが心配だったけど、前回同様の看板だけだったので、支障なさそう、GO!
中央白線はありませんが、1.8車線ぐらいの山岳林道にしては安心の広さです。
R429から中国道に至る尾根伝いの3区間に別れた大規模林道ですが、一番南のr8~中国道間より道幅規格が広がっています。

7:38、初めての舗装路分岐到着。
20150726UmiS035s.jpg
一方は「草木」、もう一方は「千町峠」とマジックで手書きされています。
これはとてもありがたい道標でした。
これがないとどっちへ行っていいかわかりませんでした。
ツーリングマップルを広げてみると、現在地が特定されます。

「草木」方面は、R429経由で以前に登った「草木城」へ続く道のようです。
きっとこちらも全舗装でしょう。
20150726UmiS039s.jpg
少し歩いて草木方面を見に行きましたが、ナイスな景色が広がっていました。
走りたいけど我慢して、千町峠方面へ。

僕のヨット仲間Aさんは、草木城主の末裔です。
先祖は房総半島の豪族・千葉氏で、鎌倉幕府成立時に大活躍したので、地頭としてこの地を得ました。
室町・戦国時代に入り、播磨の雄・赤松氏と但馬の雄・山名氏の勢力範囲が重なる地で、草木城を本拠地に粘り、赤松氏配下で苦労したそうです。
Aさんのおじいさんが、かつて赤松氏と対立していた竹田城主の家系に婿養子として入り、竹田城の山の1/3を持っています。
草木城は、親戚の田路一族の末裔のおっちゃんが私財を投じて、先祖の城を復活させました。
爺さんは、千葉氏の通名・「胤」が名前に使われいるとのことで、歴史好きの僕は、こういうのを聞くと楽しくて仕方有りません。
人生は、個人の生涯ではなく、先祖から受け継いだ家系・家名を次にバトンタッチすること・・・「家名を汚すな」って感覚があります。
僕も父から授かった通字を、家系を感じてほしいと思い、2人の息子に授けました。

この林道からは、たくさんの支線が出ており、旺盛な林業を感じます。
未舗装でチェーンが掛けられているので、迷うことは有りません。
入口に占有者の林業組合名・占有目的などが書かれた杭が打たれています。
これがあると、専有外使用を希望する時、話の先が明確でいいな。
僕が地元で子供のヨットクラブを作った時、市役所や水利組合など利権者との交渉で、いろいろ世の中の仕組みを学びました。

7:52、「千町ヶ峰登山口」
「せんちょうがみね」と読むようです。

7:59、分岐。
一方は、「段ヶ峰・千町峠」
もう一方は、「笠杉山・杉山・岩塊流」
20150726UmiS054s.jpg
地図を見ると、笠杉山方面が正解ですが、千町峠が気になるので、そちらへ。

8:03、「千町峠」
東・JR播但線側の景色が広がります。
20150726UmiS063s.jpg
ここには「悠々山荘」という建物がありました。
まさか、こんな立地の喫茶店では利益は出ないだろうから個人宅かもしれません。
広いテラスにテーブル&チェアが数脚、絶景を肴にアイスコーヒーを飲みたい気分だ。
地図を見ると、ここから生野高原まで道が続いている。
舗装路なら下ってみたいな。
手持ちの2010年版地図では、千町段ヶ峰林道同様未舗装マークですが、大規模林道と一体舗装されることはないだろう。
でかい鯉のぼりが上げれるようなポールが2本立っていますが、何に使いのだろう?

「平石山登山口」もありました。
標高1000m。

分岐に戻り、「笠杉山」方面へ。
8:18、「千町岩塊流・どうどう橋」到着。
「杉山・段ヶ峰登山口」「千町小屋」の道標が立っています。

『千町岩塊流は、260万年前から始まった地球上に氷期が繰り返し訪れた時代に出来た「周氷河地形」と言われる貴重な地形です。段ヶ峰1103mと笠杉山1032mの間、標高880m~1050mの山頂部西斜面にあり、大きさ1~4mの岩塊が数層に厚く重なって、幅20m・長さ600mに渡り、川の流れのように重なって存在する県内最大級の岩塊流です。岩塊流の下に冷たい水が流れています。冷たい水で冷やされた岩の上に水滴ができやすくなり、苔が生えます。コケの上に落ちた草木の種子が成長し、数十年を経て落葉樹の森になります。岩塊流の下の冷水が絶えなければ、この幻想的な風景は継続します。このように岩塊の上で森林が更新される現象を「岩上更新」といいます』

なるほど、勉強になります。
小学校で一番好きな授業が社会科見学だった僕は、こういうのが一番好きです。
そう言えば、僕の旅のスタイルは、社会科見学の延長線ですね。

千町段ヶ峰・河合谷・海上林道 2/9
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