7/12・若桜駅SL

拝殿正面の「若櫻神社」の社名には、「陸軍大将・林銑十郎謹書」と書かれていました。
これもそういうご時世のもののようです。
帰宅後調べると、陸軍大将・内閣総理大臣を歴任した政治家でもあり、日露戦争に従軍した年齢を換算すると、僕の母方の祖父と同年代の方です。
祖父も日露戦争に近衛騎兵小隊長として従軍し、金鵄勲章を得ている。
40代の若さで亡くなったが、生きていれば第2次世界大戦前夜のきな臭い時代に陸軍を動かす参謀になっていたでしょう。
そうであれば、母の実家もどうなっていたか知れず、人生プラスマイナス・イコールゼロに出来ているんだなと思いました。

都会にあれば、いつも人がいる神社なんだろうが、当然のように僕一人。
こういう田舎の神社が、草ぼうぼうにもならず手入れされている名も無き一般庶民の心が、日本の底力のように思います。

少し下って、これも往路気になった「龍徳寺」に寄り道します。
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「不許葷酒入山門」の定番の石碑が立っており、禅寺であることがわかった。
ニラなど臭いのきついものは精がつくので、修行中の僧には不向きで、心を乱すお酒も持ち込み禁止ということです。

『・・・1600年、関ヶ原の役後、山崎家盛は鬼ヶ城主に任ぜられ、亡き父の法名「「龍徳院法性覚玄大居士」に因んで、菩提寺として現在地に移し、萬祥山龍徳寺と改称した。境内の大五輪は家盛の遺髪を祀ったと言われ、現在の大銀杏は家盛の子・家治が、その目印のために植えたものだと伝えられる』

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瓦屋根の鐘楼門をくぐり境内に入ります。
屋根から降ろされた大瓦の紋が、我が家と同じ武田菱でした。
鐘楼門の左右の木鼻が、阿吽の獅子でかっこいい。
門をくぐりながら上を見上げると、鐘がぶら下がっていました。
横には副業の幼稚園が併設されています。
本殿などは蟇股の彫刻以外は、時に目につくものが有りません。
横からメインイベントの墓地の方に回ります。

大名の菩提寺故、大名家の墓石が・・・と期待したのですが、治世少なく、伯耆・因幡両国の国守になった池田家が鳥取城を本拠地としたので、目立った墓石は見つかりませんでした。
茗荷家や播州に多い岸本家があり、山中家もあります。
鹿之助がこの城で尼子氏再興の戦をしたという故事を読んだとこなので気になります。
一番期待してた平家の残影・「平」や「平家」の墓石が発見できませんでした。

退散し、13:13・「若桜鉄道・若桜駅」到着。
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SLを見ると、白い煙を吐きながら引込線で待機しています。
ディーゼル機関車・DD16・7号車が待機中。
これも動態保存しています。

気動車が2両います。
やがてプラットホームに止まってた気動車が、お客さんを乗せて出ていきます。
1両の列車は可愛いね。
この街は、あちこちの玄関に、等身大のお人形がいます。
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プラットホームのベンチにもいます。

駅に入ると、「SLトロッコ乗車できます 本日走行日 走行時間11:00・13:30・15:15」と書かれています。
時間を確認すると13:20・・・ラッキー。
SLそばまで行ける入構券300円購入・・・売店グッズ50円引き券付き。

首からプレートをぶら下げSLまで行きます。
案内のお姉さんが、SLが転車台に乗るので、転車台を動かしてみませんか?と誘っています。
ちびっ子は、お母さんに説明されてニコニコです。
我が家周辺では絶滅してしまったニイニイゼミが健在でした。
その声に混じって、SLのシューという音が頬を崩させます。

SLが引っ張るトロッコは、倉庫の中です。
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本当に乗れるのかな?なんて思ってると、掛かりの男性社員が出てきて転車台の左右を固めます。
ポーと汽笛を鳴らしSLが動き出し、中央に停まったとこでSLを固定します。
転車台左右に出てる手押し鉄棒に希望者がたかります。

「反時計回しです」と言われ、「じゃあ押してください」の合図で転車台ごとSLの向きが180度方向転換します。
大人2人で重いSLを載せて動くんだから、転車台のバランスと構造の素晴らしさが伺えます。
運転手も、回転途中でポーと汽笛を鳴らします。

若桜城址・SL 5/8
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