7/12・若桜城址(鬼ヶ城)

「鬼ヶ城」に登ります。
ありがたいことに、舗装路が続いています。
10:57、車5台ほどの駐車場にバイクを置きます。
道はまだ続いていますが、未舗装路です。
歩くと暑くなるので、メッシュジャケットを脱いで徒歩開始。

11:00、「馬場跡」到着。
若桜の町・標高220mからここ440mまで比高200mオーバーで、馬場からでも下界が見えます。
馬場の本丸寄りエンドに、「鬼ヶ城跡・150m」とあり、山頂を平坦化したような縄張りのようだと、長く平坦な馬場を歩いてきたけど、ここから様子が変わりました。

『若桜鬼ヶ城跡は、播磨・但馬につながる交通の要衝にある。戦国時代において毛利対尼子、毛利対織田等による争奪戦が繰り広げられた。築城時期は不明だが、1489年に「矢部館若狭」の記述がある。山中鹿之介による尼子氏再興戦の舞台にもなった。その後、羽柴秀吉による鳥取城攻めの織田方拠点として機能し、1581年鳥取城陥落後は武将・木下重堅、関ヶ原戦後は山崎家盛が入城している。1617年、池田光政が因・伯2国を領す鳥取城主になると、一国一城令により廃城となった。
城郭は大きく2群に分かれる。山頂部から南北に伸びる尾根の中腹から先端部にかけて堀切・竪堀が見られ、小規模な曲輪群が構築されている。また山頂付近には、この付近で取れる石材を用いた石垣によって、虎口や曲輪群が構築されている。その構造から、前者は戦国時代の山城の遺構で、後者は近世初頭になって新たな築城技術で構築されたと考えられる。
本丸の西側などかなり石垣が崩れているが、これは廃城の際に意図的に壊されたものである。中世から近世にかけて城郭構造の変遷を窺うことの出来る城として学術的な価値が高いだけでなく、そうした破城の状況を今に留めているものとしても重要である』

いきなり深い堀切があり、明らかに人の手で掘り切られています。
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かなりの高さで残っており、「凄いじゃないか」と振り返りながら本丸の方に歩いていると、石垣が見えてきました。
近世の石垣構築技術といえばそれまでだが、山上にこの大きな石を用いた石垣は、守護級の本拠の城に匹敵する。
素晴らしい山城で、大興奮しました。

三の丸・二の丸・本丸と登って行きましたが、石垣の見事さに加え、下界の景色が最高でした。
20150712WakasaS123s.jpg
ここはお勧めです。
20150712WakasaS119s.jpg
R29から分岐したR482が北に向かい、その先に林道が山肌を斜めに切っています。
20150712WakasaS122s.jpg
R482かもしれませんが、その背後の山並みに向かう姿がかっこいい。
ニューおじろスキー場に続く道だから遠い昔に走ったかもしれないが、無性に走りたくなりました。
今はバイクだから、狭路最強です。
20150712WakasaS118s.jpg
地上では感じなかった風が、10m/sほどの強風で山頂を渡っています。
20150712WakasaS106s.jpg
帽子が飛ばされそうです。

そしてもう一つ気になるのが、SLの汽笛です。
若桜鉄道・若桜駅に動態保存されているSLの音でしょう。

大満足な城攻めが終わり、バイクで下ります。
途中の分岐から、気になっった「若桜弁財天」に向かいます。
沢を登る道は、中央コケ線がやがて前面コケ道になりました。
横は沢で森の中なので、コケも繁殖のし放題です。
スリップしないか慎重に進みます。
急勾配つづら折れがなく、11:48鳥居前到着。

軽四4WDが1台停まっています。
下りの苔道が心配で、コケを踏んでみますが、大丈夫そうです。
20150712WakasaS135s.jpg
横の杉に、「日本海テレビ・ふるさと百景・放映記念と書かれています。
20150712WakasaS138s.jpg
「枝打ち間伐16年・実験林」と書かれた木もあり、見上げると見事に揃った枝打ちが成されていました。

『市杵島姫命を祀る。古くから神徳高く、夫婦円満・諸願成就の神として崇敬される。伝説によると、平家没落の昔、小松備中守師盛がこの地に隠れ、かねて平民の信仰が厚い弁財天を祀ったものと言われている。その後、鬼ヶ城主矢部・木下・山崎の時代に祈願所となった。因幡伯耆2国の国守・池田光仲は尊崇特に厚く毎年撰銀を奉納した。・・・』

20150712WakasaS144s.jpg
鳥居をくぐると、沢の横に前面苔の緑の道が伸びています。
とても気持ちのよい森の道です。
20150712WakasaS149s.jpg
小さな滝の横に小さな祠が鎮座し、こういうのが大好きなのでウキウキします。
先ほどの鬼ヶ城もそうですが、当然僕以外誰もいません。
聞こえるのはせせらぎの水音と野鳥のさえずりだけです。

若桜城址・SL 3/8
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