6/7・妙見蘇武林道 その3

8:28、「名草神社」到着。
車を停めて外に出たら、いきなり近くでアカショウビンの鳴き声。
こんなに近くで聞いたことがないので、慌ててカメラを用意したら、アカショウビンの声が遠ざかっていきます。
アカショウビンって、鳴きながら飛ぶんだ・・・知らなかった。

名草神社は、ここから700mなだらかな坂道を上がっていくようです。
家内はお留守番で、僕だけピストンすることにしました。
杉の巨木が林立する中を歩き始めると、150mほどで三重塔がありました。
その横には杉の巨木の一部が横倒しになり、巨大な切り株には覆い屋・・・

『妙見の大杉 樹齢1500年と言われた妙見の大杉の根株を保存しています。平成3年の台風19号の40m以上の風で倒壊しました。大杉は、地上7.2mのところから幹が2本に分かれ、並立していたことから夫婦杉と呼ばれ、三重塔とともに八鹿町のシンボルとして親しまれてきた。昔から妙見には、樹齢400年前後の杉の古木が自生しており、江戸時代には出雲大社本殿の心柱に提供された由緒もあります。妙見杉は山岳地帯に育成する杉で、寒冷地に強い兵庫県を代表する品種です』

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誰もいない森の中の小さな空間に、ドドーンと三重塔。
『この三重塔は、出雲大社に国守・尼子経久が願主になって1527年に建立したものです。出雲大社本殿心柱を提供した縁で、1655年標高800mのこの地に移築されました。高さ24.1m・一重の一辺の柱間は4.7mあります。屋根は柿葺で、心柱は二重から塔の先端まで伸びています。彫刻では、一重の軒隅で力士が屋根を支えています。蟇股には梵字の他に、蓮・牡丹・琵琶・雲の透かし彫りがあります。また三重の軒隅には「見ざる・言わざる・聞かざる・思わざる」を表した四猿の彫刻があります。昭和62年に解体修理が完成し、丹塗りも鮮やかな三重塔が460年ぶりに蘇りました』
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階段を上がった上の郭に本殿があるようですが、家内が心配なので帰ります。
山陰の雄・尼子氏がここに絡んでいるなんて・・・そして江戸時代に出雲からここまでこんな巨大建築物を運搬し、組み立てる技術力と行動力に驚きました。
現代でも心柱1本をここから移動させる大仕事は、日本中を釘付けにするでしょう。
凄いな・・・国の重文指定です。

8:49、更に標高を上げ、木々の切れ間から覗く東には1000m級の山がないようで、遠くまで山並みが見通せます。
素晴らしい景色です。
妙見山の肩の峠を越えたようで、道が下りだしました。
すると、未舗装路になりました。
オンロードバイクでも難儀しない程度の道ですが、2~300mかな?
北の高峰・蘇武さんが見えているのに、ぐんぐん下ります。
自転車なら「勘弁してくれ~」ですが、車なので平気です。

「金山峠」で未舗装の枝道が分岐していました。
林道は、尾根の西側になり、半年前に西から上がってきた道と合流しました。
9:10、前回休憩したベンチのある展望所でストップ。
ここまで走行中にすれ違った車やバイクはゼロだったので、いい加減に停めましたが、やはり誰も来ませんでした。

ハチ北・ハチ高原スキー場が、谷を隔て西に見下ろせます。
家内は走行中も窓を開けて、ずっと絶景を観ています。

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9:27、スカイスポーツのテイクオフバーン到着。
木製の柵に規制線が張られています。
さては転落事故でも起こったのか?
とよく見ると、柵が壊れています、この冬の雪で寿命が来たのかな?
ここは外界との距離が遠いので、パラグライダーがテイクオフするのは午後のみのようです。
午前中1本・午後1本というピストンは出来ないのかも。
その気配が全くありません。

林道竣工記念碑には、全長24.8km・着工昭和63年~完成平成5年と書かれています。
30年仕事ですね。

9:49、「銚子ヶ谷カキツバタ群落」。
また僕だけ探索に入ります。
半年前の「マムシに注意」の立て札は、もうボロボロになっていました。
雪の下で厳しかったようです。
山に足を踏み入れる土がフカフカで気持ちがいい。
沢の横の踏跡を辿って登るとピークを越え、カキツバタが生える湿原になりそうな場所がありました。

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沢に板橋が渡っており、踏み板が所々にあります。
アヤメ・菖蒲・カキツバタの区別は僕には出来ませんが、紫陽同様雨の似合う花です。
梅雨に入った今が咲き時だと思うけど・・・そんな雰囲気の草が雨が降れば池になりそうな小さな湿原に生えているけど、ここなのかなあ?
まだ奥に広がりがありますが、家内が心配になり撤退しました。
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帰路で森を見上げると、ブナの森でした。

妙見蘇武林道 3/10
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