4/12・京都・北野天満宮2

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左右に弓矢を持って座った道真さんの像が守る「楼門」を入ります。
本家のここの像も仁王像じゃないから、やっぱり阿吽ではないよねって確認するのも楽しい。
嫡孫誕生で、この道真さん定番の像を五月人形としてプレゼントしました。

親父か爺ちゃんか婆ちゃんか、誰に買ってもらったのかわかりませんが、僕はとても大きな立派な武者鎧・兜・面・弓矢・刀フルセットの五月人形を飾ってもらっていました。
親父は、僕の長男が生まれた時に、ガラスケース入り金太郎五月人形をプレゼントしてくれました。
金太郎さんの顔が優しく迫力に欠けていました。
次男の誕生日には、ガラスケース入り弓矢刀セットでした。

僕は、嫡孫のために我が家に縁のある天神さん五月人形を探しました。
菅原道真さんの子孫が、美作守として美作に赴任し、以降武士集団化した「美作菅家党」という集団があります。
僕はその末です。
地元・岡山県の人形屋さんに当たりましたが、製造していません。
同じく子孫の前田利家の加賀には、たくさんありました。
今でも加賀では、五月人形といえば、天神様だそうです。
そこで買い、プレゼントしました。

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楼門横の「絵馬殿」で見上げると、素晴らしい絵馬が多数掛かっています。
様々な願いが込められていたり、お礼の奉納だったり、年月を経て彩色の落ちたそれぞれの絵馬を見ながら想像します。
「宗像社」「稲荷神社」

「猿田彦社」には、「猿田彦神」と「大宮売神」が相殿になっていました。
猿田彦は天照大御神の孫ニニギが、天孫降臨して大国主命が治めていた「葦原中国」(地上)を引き継いだ時の露払いをした神様です。
交通安全だったり、「導く」をキーワードにいろんな所に祀ってあり、好きな神様です。

「大宮売神」は馴染みがありません。
謂れを読むと、「芸能の神様」と書かれています。
芸能の女神・・・「あれっ」っと思ったら、「天細女命」とイコールだそうです。
天照大神が岩戸に隠れた時、ストリップまでして男神を喜ばせ、興味をもった天照大神を引きずりだした大英雄です。
『愛嬌のある顔立ちの神とされ、「おかめ」のモデルとされる』と、よくある紹介文でしたが、僕は天細女命は弁天様同、お色気満点の美女であったと疑わない。
でもまあ、絶世の美女が半裸で踊ったら、男神とてシーンと見入ってしまって、拍手喝采は望めなかったかも・・・。

他にも様々な摂社がありました。
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屋根から降ろされたのであろう梅鉢紋の鬼瓦が軒下に置かれていました。
「こういうのは頂けないものなのだろうか?」とちょっと色気が出ました。
家内が一緒でなかったら、ダメ元で交渉していたでしょう。

「三光門」を入ります。
檜皮葺の拝殿本殿が、素晴らしい。
祈祷申し込み机を見ると、天神様の得意分野「合格祈願」の他に、「合格お礼」もありました。
なるほど、合格後の方が初穂料がはずまれるかも・・・商売上手。
うちの近所の氏宮・天満宮さんは、ここまでしてないな。

祈祷初穂料とお下がりの内容が写真紹介されていました。
基本撤饌+合格祈願梅干=8000円、+神梅酒=10000円。
神社側の利益率は最高ですね。
いや、あくまで初穂料と神様からの授かり物です。

拝殿にお参りしました。
家内がおみくじを引くと言い出しましたが、引いたおみくじ棒を持っていく西側の社務所売店が開店前でした。
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拝殿の多くの蟇股の彫刻が、翁媼の様々な表情で、これがナイスでした。
御札と絵馬を買おうと思っていたので残念に思いながら東側に出ると、そこに売店ではない社務所がありました。

中に入ると、ちょうど神人さんが出てこられました。
「御札はありませんか?」と聞いてみると、出してくれるそうです。
御札と絵馬を手にい入れることが出来ました。
絵馬は持って帰る予定でしたが、絵馬を掛ける場所を教えてくれ、サインペンまでもらいました。

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本殿裏の絵馬掛け場を見ると、ものすごい量の絵馬が掛かっていました。
希望大学名などもかなりの難関が多数書かれており、きっと遠くから来られたのだなと想像されました。

次は、ここから西北の位置にある「平野神社」です。
北側に出入口がなさそうで、遠回りになるなと思って、掃除をされていた方に聞くと、裏門(北)から出られると教えてもらいました。
本殿裏にある「文子天満宮」まで来たら、北門が見えていました。
本殿側から直接見えなかったので、出入口がないと思っていました。

「文子(あやこ)天満宮」とは変わった名だなと謂れ板を読むと、
『道真さんが亡くなった後、巫女・多治比文子に道真公の心霊が乗り移りました。文子はとりあえず自宅に御霊をお祭りした。これが北野天満宮の発祥です』
と書かれていました。

この故事は、何度か目にしています。
少し下った「平将門の乱」の小説にも出ていたエピソードです。
道真の子が関東に下り、将門と会っています。
やはり現地を訪問すると、いろんな事を知ることが出来ます。
面白いな。
僕の歴史興味に付き合って、僕のペースで巡らせてくれる家内は最高です。
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